平成18年7月13日(土)〜7月19日(日)中国の旅
  上海浦東国際空港からバスで虹橋空港へ、虹橋空港で鄭州までの当日キップを買う。今回は上海航空にする。 鄭州へ着いたのは13日(1日目)16時半、バスで市内へ、終点は民航ホテルであった。タクシーで駅付近へ行きホテルを探す。最初 に飛び込んだホテルは1泊300元とのこと、高い!別のホテルを探すことにする、タクシーの運ちゃんが連れて 行ってくれたのは「好如家」というホテルであった。1泊188元、2泊をお願いする。そして翌日の少林寺 日帰りツアーを申し込む。
  今年は何処に行こうか迷った。天津も候補であったが、少林寺と洛陽にした、少林寺は最近ブームになっている、 洛陽は杜子春(芥川龍之介作)の舞台である。洛陽の都へ行ってみよう。洛陽の都、この響きは一種の憧れが浮か んでくる。杜子春の出だしは
  『或春の日暮です。唐の都、洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでゐる、一人の若者がありました。 若者は名は杜子春と言って、元は金持の息子でしたが、今は財産を費ひ尽して、その日の暮しにも困る位、 憐な身分になつているのです。
  何しろその頃洛陽といへば、天下に並ぶもののない、繁昌を極めた都ですから、 往来にはまだひっきりなく、人や車が通つていました。・・・』
  洛陽は古くは夏の都に始まり、商、西周、東周、東漢、曹魏、西晋、北魏、隋、唐、後梁、後唐、後晋の13代 の朝廷が都としており、あわせて約1500年間、政治、経済、文化の中心であった。
  荷物を解き、鄭州駅まで夕暮れの街並みを歩く。やはり河北省の省都、大都会である。駅まで歩いてみる。 翌朝(2日目)、少林寺へのマイクロバスが来る前に上海までのキップを買いに駅へ行く。キップ売り場は長蛇の列、 夜行寝台のキップを求めたがダメであった。仕方なく引き返していると駅前に長距離バスの発着場があった。 そうだ!バスにしよう!17日上海へのキップを買い求めるとともに15日洛陽へのキップも買い求める。
 少林寺1日バスツアーに参加する。例のごとくホテルを数件回って、14,5人を乗せたマイクロバスは一路少林寺へ、 少林寺は最近ロシアのプーチン大統領も訪れており観光地として注目を浴びているようである。少林寺で目に付いてのは おそろいのTシャツを着た学生達であった。
  ここは名所旧跡だけではなく教育の場として、鍛錬の場として息づいている ようであった。
  3日目、8時55分鄭州駅発のバスに乗る。約3時間、長距離バスが着いたのは、洛陽駅ちかくのバスターミナルであった。 まず泊まるところを決めよう。バスターミナルそばの『王城大酒店』へ飛び込む。荷物を解きシャツをクリーニングに出そうと 1階のフロントへ行く。受け付けていない。自分でクリーニング屋へ持って行けとのこと、しょうがない!クリーニング屋の 場所を聞き、そこへ。最初に聞いた所にはクリーニング屋はなく、また引き返し出直す。ずいぶん歩かされた後、何とか クリーニング屋へたどり着く。ホテルの従業員もいい加減なものだ。 ホテル内の旅行社でツアーを問い合わせる。適当なのがない。いずれにしても、龍門石窟へは 行きたい。よし明日(4日目)は龍門石窟と白馬寺だ。  17日(5日目)は鄭州へ戻る予定であったが・・・・・とんでもないことに!
          1.龍門石窟と白馬寺
          2.鄭州へ戻る予定であったが