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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2011年

  《1月2日(日)》
  不愉快な新年の幕開けであった。元日の朝から水が出なくなるし(今も断水中)、31日の夕方からネットが使えなくなるし (これは今日の午後から使えるようになった)。日本人にとって「お正月」は「望郷の想い」が強くなるだけに、イライラがつのった。
  「氷が解けるまで待ってください!」とのこと、いつのことになることやら。確かに今年は昨年より冷え込みは厳しい、先日の朝はマイナス6℃だったとか。

  《1月3日(月)》
  仕事初めである。3年生4・1・2組の3コマをこなす。最初の挨拶で『みなさん、明けましておめでとうございます』 というと生徒たちは戸惑う。いつもの挨拶とことなるから。
  昨年から温めていたちびまる子の4コマ漫画を使って授業をやる。この漫画は「刺す(他動詞)」 「刺さる(自動詞)」がいっしょに出てくるし、また受け身表現もある。中国語への対訳や自動詞、他動詞の活用形、受動態を能動態へ変換の問題 など考えられるし会話の練習もできる。またウィットもある。生徒の反応を楽しむ。
  水の件、水道管が凍って破裂するといけないので水を止めてる、明日は7時から1時間水を出しますとのこと。嫌がらせかと思った。 どんな事情があるのか分からないが冷え込む夜間に水を止めるというのは理解できる。7時から1時間なんてけちなこと。

  《1月4日(火)》
  少し早めに起き7時を待ち構える。水が出だした。洗濯をし、飯をたき、味噌汁を作り、大急ぎで食らい洗い物をした。・・・結局、水は8時以降も止まらなかった。やれやれ!

  《1月5日(水)》
  4コマ漫画の続き、今日の授業のこと会話の空欄を中国語でもいいと求めた。一番後ろの男子生徒が出てきて黒板に『六神花露水』 と、私は意味が分からなかった。何かの諺かと思った。生徒に日本訳を求めたがそれは叶わない。持ち帰ることに。生徒は張先生に聞けという。 終了後張さんに聞くと意味は蚊に刺されたとき肌に塗るローションの製品名とか。・・・こんなやり取りもまた楽しです。


  

そうかもね(原文)