049 バーベル・カーフレイズ barbell calf raise
下腿三頭筋（かたいさんとうきん = ふきらはぎ）
バーベルを肩の上（僧帽筋が最も厚くなっている部分）に乗せます。グリップの幅は自分の持ちやすい位置で持ち、脚の幅は少し狭（せま）くして脚を平行にして立ちます。踵（かかと）をゆっくりと上げて降ろします。慣れないうちはバランスが取りにくく、身体が前後にブレやすくなるので制御可能な重さを選ぶようにします。
脚の親指で重さを支えるつもりで、腰が曲がらないように意識して上に上げていきます。ある程度慣れたら、足の裏の前の部分を高さ３cmくらいの板の上に置いて行います。つま先の方が高くなることによって、より下腿三頭筋の収縮が大きくなります。
板の厚さは、バーベルをかついていますので、踵を降ろしたときに床に踵がつくような高さが不安なく、安定出来ます。
バリエーションとして、足先の部分は、つま先を閉じるようにして行うと下腿三頭筋の外側に、つま先を開くと下腿三頭筋の内側に刺激が集まります。何セットも行う場合は平行にする基本形に混ぜて行います。