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講談社
理論社 .流れ星におねがい童心社
理論社 . 森絵都 |
「つきの―」は、 「宇宙の―」は、 深夜というのはやはり。ただの夜とはひと味ちがった、家も木も駐車場の車たちも。何もかもが眠っているように見えるぶん、自分だけはたしかに目覚めていて、見て、歩いて、足音を残して、生きている気がする。 というところや、 なにかにときめいてわくわくして、でもそれを我慢したらつぎからは、そのわくわくが少し減ってしまうような気がしていた。 という部分に、痛く共感してしまいました。 「カラフル」は、 「流れ星に―」は、 「ショート―」は、旅の香りを織り込んだショートショート集。 |
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偕成社
講談社 . 斉藤洋 |
「ぼくたちは―」は、 「シュレミール―」は、 |
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作者がイルカの研究者ということで、生態なんかについて詳しく書かれていますが、それだけでなく、イルカの視点や思考などについて独自の世界観で描かれていますので、ディロと一緒に海の中を泳いでいるような気持ちになれます。 これを読んでると、「エコー・ザ・ドルフィン」を思い出しますね。 3部作ということですが、日本ではこれしか出ていない様子。 残念。 |
.ごきけんなすてごやっかいなおくりものにぎやかなおけいこふたりでまいご徳間書店
おさるのおうさまおさるがおよぐおさるになるひ講談社 . いとうひろし 文・絵 |
「ごきげんな―」は、弟が生まれて両親がちっとも自分をかまってくれないので、もっと自分をかわいがってくれる人に拾ってもらおうと、自ら捨て子になる女の子のお話。 「ふたりで―」は、上のシリーズの直接の続編ではないのかもしれませんが、設定は似た感じで、弟をかわいがる世界一の姉は、世界一の弟を持つべきだと、弟を鍛えるべく千尋の谷に突き落とすつもりで、知らない所に弟を連れていって、そこから独りで家に帰らせようと思ったら、自分も帰り道がわからなくなってしまって・・・というお話。 「おさる―」シリーズは、 |