海底二万里ジュール・ベルヌ |
海が好きだった事もあって、すぐに惚れ込んでしまいました。 小学2年の時に「十五少年漂流記」「八十日間世界一周」と一緒に収録されたこの本を読んでしまったことが、私が人生を踏み誤った(?)全ての始まりでした。 この本が面白かったために、図書館に入り浸るようになってしまって・・・ |
失われた世界コナン・ドイル |
探検+恐竜という組み合わせにワクワクしない男の子はいないはず! |
タイムパトロールポール・アンダーソン |
|
椋鳩十 作品 椋鳩十 |
野生動物の習性や、動物、自然とのつき合い方も教えられた作品。 |
魔郡惑星シリーズ
|
国と王子さまを助けるため、心優しい少女剣士ストーン・リップが、小人の老魔術師マテ・ラウ、斑模様のユニコーンと共に旅に出るというお話。 主人公の心の優しさに惚れました。 |
魔獣戦士ルナヴァルガー秋津透角川(スニーカー)文庫 |
最初は、独特のふりがなのセンスにひかれていたのですが、だんだんと鼻につくようになってしまって、6巻ぐらいで読まなくなってしまいました。 |
デジタルデビルストーリー
|
天才高校生プログラマー中島朱実が、悪魔召喚プログラムを完成させるが、召喚した悪魔ロキによって、恋人 白鷺弓子を失い、中島はロキとの戦いを決意する、というような話。 ゲームの「真・女神転生」とは、全く別モノ。 というか、1作目のファミコンの「女神転生」も、設定だけを借りた別モノの話ですね。 |
ガルフォース富田祐弘角川(スニーカー)文庫 |
女性だけしかいない種族と異星人との宇宙戦争の中、異星人がもたらした因子により、女性種族の中に異性が生まれ――というような話。 |
ガルフォース<地球章>デトネイターオーガン柿沼秀樹角川スニーカー文庫 |
これも上と同じく、アニメの小説化。 デトネイターオーガンは、宇宙からの侵略者に対し、宇宙から送られてきた謎の信号を解読して作られた人型機械オーガンと青年がひとつになって戦う、というようなお話だったと思います。 |
バンパイアハンターD菊地秀行ソノラマ文庫 |
題名の通り、バンパイアものですが、文明の崩壊した未来を舞台にした、超絶人間達のバトルアクションと言った方がいいですね。 最初は、1年に1冊出てたんですが、間が開くようになって読まなくってしまいました。 |
悪夢喰らい夢枕獏角川文庫 |
「世にも奇妙な物語」で映像化された「ことろの首」も収録されています。 「ことろの首」もそうですが、登山とか、山に関係する話が多いです。 |
アンドロイドは電気羊の夢を見るかフィリップ・K・ディックハヤカワ文庫SF |
核戦争後、放射能に汚染された地球で、火星から逃げてきたアンドロイドを追う刑事のお話。 「ブレードランナー」にはなかった、もしかすると自分もアンドロイドなのではないのかと、自分さえも信じられなくなってしまうところなど、やはり小説の方が奥が深いです。 |
MOTHER久美沙織新潮文庫 |
変になってしまった世界を元に戻すために、子供たちが宇宙人を退治しに行くお話。 ゲーム中では、ギーグについて説明不足の感じがありましたが、これを読めば、その辺もよくわかります。 |
指輪物語J・R・R・トールキン評論社 |
読もう読もうとは思ってるんですが、同作者の「ホビットの冒険」や「シルマリル」は読んでいません。 映画化もされたことですし、「ホビットの冒険」の方は読んでみなければなりませんね。 |
宇宙の戦士人形使いロバート・A・ハインラインハヤカワ文庫SF |
文体というか台詞回しというか、そのへんがスマートでひき込まれてしまいました。 「宇宙の戦士」は、1人の青年が、兵士として成長していく姿を描いた作品で、ガンダムの元にもなった、パワードスーツが出てくる戦争もの。 「人形使い」は、人間に寄生する宇宙生物との戦いを描いた作品。 |
ハード・ワイヤードウォルター・ジョン・ウィリアムズハヤカワ文庫SF |
ですが、運び屋の話だけでは終わらず、世界を支配する巨大企業との戦いもあり 燃えます。 私的には、「ニューロマンサー」や「スキズマトリクス」よりも、こっちの方が好きです。 |
地獄のハイウェイロジャー・ゼラズニィハヤカワ文庫SF |
「ハード・ワイヤード」の元ネタということで、読んでみました。 映画「世界が燃え尽きる日」の原作ですが、映画は全くの別モノ。 |
われはロボットアイザック・アシモフハヤカワ文庫SF |
「うそつき」は、ロボット三原則の矛盾にロボットが苦しむ興味深い作品。 |
たったひとつの冴えたやりかたJ・ティプトリー・ジュニアハヤカワ文庫SF |
長年の夢であった宇宙の旅に出た少女が、コールドスリープからさめてみると、頭に精神生命体が棲みついていて――という表題作を含む中短編集。 挿絵も少女マンガっぽいので、女性のSF入門によいかと。 |
未来放浪ガルディーン シリーズ
|
最初に読んだ火浦さんの小説は何だったのか忘れましたが、ハマりました。 「ガルディーン」は、帝国によって滅ぼされた国を再興するために、<筋肉娘>コロナが、意思を持ったロボット兵器ガルディーンと、まともじゃない仲間たちと旅をする話。 「トリガーマン」は、SF版「必殺!仕事人」な お話。 「みのりちゃん」シリーズは、仮免のマッドサイエンティスト 豪田みのり(18歳)が巻き起こすドタバタコメディ。 「高飛びレイク」は、テレポート能力を持つ泥棒 レイクの宇宙版「ルパン3世」な
お話。 |
ロードス島戦記水野良角川スニーカー文庫 |
呪われた島ロードスを舞台に繰り広げられる、正統派 剣と魔法のファンタジー小説。 日本のエルフの耳がロバ耳になったのは、みんな、このロードス島――特に出渕裕さんのせいです。 |
聖エルザ・クルセイダーズ全4巻 松枝蔵人角川(スニーカー)文庫 |
連載当時、小説の後に、その回の謎の状況や証言がまとめてあって、その謎が次回の小説で明かされるというゲーム形式になってました。 文庫本も、章ごとにそのようになっていますので、他の小説とは、一風変わった感じになっています。 これは今見ても、なかなか面白い趣向なのでは? |
フィン・マックールの冒険B・エヴスリン教養文庫 |
アイルランドの英雄フィン・マックールの成長を描いた神話的小説。 おお、大人になりかけの少年よ、人間のすることには何ひとつ『必然性』などないのだよ。あれはヴィルマークのもくろみなのさ。鉱物の悪魔どもは、人間に、自分の未来は冷たい計算ずくめの占星術で読み取れると信じこませたがっている。そして人間は希望も喜びも失って、産業や技術や秩序の悪魔神どもに身をゆだねる。自分の生きて温かい肉体を冷たい頭脳と交換するのです。鍛冶の悪魔に自分自信を売り渡し、石におのれをくくりつけ、鍛冶場の火をどんどんおこして、疲れ果ててか鞭で打たれて死ぬまで、働き続けるのです という台詞や、女神が主人公に見せた未来世界の描写が、心に残っています。 |
双星記シリーズ
|
|
中世騎士物語ブルフィンチ岩波文庫 |
騎士について知るにも、よい本です。 |
ラプラスの魔安田均 原案
|
「ラプラス―」は、パソコンで発売され、後にスーパーファミコンにも移植された同名のホラーRPGの小説化。 PCエンジンとスーパーファミコンで出た、SFパワードスーツRPG「サイバーナイト」の小説化。 山本弘さんの小説の魅力は、多くの資料に裏打ちされたリアルな世界観と、物語のための虚構がうまく融合してる点ですね。 |
鏡の国のアリスルイス・キャロル角川文庫 |
あ、そうそう、ファンタジー繋がりで、ジャバウォックとバンダースナッチが出てるっていうんで、こっちを読んだんでした。 「鏡の国の―」も読まなければ・・・と思いつつ、未だ読んでません。 |
星を継ぐものJ・P・ホーガンSF創元推理文庫 |
最後は、ニヤリとさせられますが、海外の小説って、序盤の世界設定とか、人物設定とかの描写がダラダラし長いのが多いですよねぇ。 |
プール・オブ・レイディアンスJ・M・ウォード
|
AD&Dを基にした同名のコンピューターゲームの小説化。 ゲームの方は、ファミコン版をプレイしました。 |
闇狩り師夢枕獏徳間文庫 |
「ミスター仙人」っていうキヤッチコピーは、ちょいウケ。 退魔モノの主人公って、美形が多いですけど、その常識を打ち破った(?)画期的作品 |
地底旅行ジュール・ベルヌSF創元推理文庫 |
表紙の主人公たちを襲う首長竜にひかれて買ってしまいました。 改めてベルヌの良さを感じた作品。 |
戦闘マシーン ソロロバート・メイスン新潮文庫 |
軍を脱走した戦闘ロボット「ソロ」と、それを追う米軍、CIAとの戦いを描いたテクノスリラー。 人間と機械と生命と人工知能と・・・最近のロボット技術の発展ぶりなどを見ていると、そう遠い未来の話ではないような気がします。 他にも面白いところは、ソロが村の神父に「あなたは私を傷付けますか?」と聞かれ「いいえ」と答えると、神父は嬉しそうにアシモフのロボット三原則を褒め称えるんですけど、それを聞いたソロは「アシモフという人物が何者かは知らないが、私はこの2日で30人の男を殺害した」と、そっけなく告げるところなど、神父との心や魂について問答も、読んでいて楽しいです。 解説に映画化権をどっかが取ったって書いてありましたけど、映画化されたんでしょうか? |