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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2009年

  《12月23日(水)》
  午後4時間目教室に行くと、皆さん掃除をしている。よく見ると全校掃除のようである。 そういえば、明日教育委員会の方が視察に来られるとか、俺の授業はないようだ。 ・・・晩飯は街で食べよう!ウィスキーを買ってこよう!バスで街へ出る。
  帰ってくると二人の高校3年生(牛くんと駱くん)が待っていた。元旦節の案内である。彼らを部屋へ 招きいれ歓談する。私はウィスキーのお湯割り、彼らはミルク紅茶、今日はやけで飲もう と思っていたが、思っても見ないお客さんであった。
  こちらのスーパーのお酒売り場について紹介しましょう。一番スペースをとっているのが 白酒、安いのから高級品まで、ポケット瓶から豪華な化粧箱入りまでたくさんあります。 その次がワインの売り場、中国産のワインがずらりと並んでいます。その次がビールの 売り場、黄酒(紹興酒)、そしてフランデー、ウィスキーの順になります。ウィスキーはよく 探さないとわかりません。当然日本酒は売っていない。

  《12月24日(木)》
  メールありがとう。母のお見舞い感謝します。それとMyワイフとの会話ありがとう。 もうすぐ2ヶ月になります。先日お風呂屋で一発発射してみました。 まだまだ活力は失っていないようです。しかし楽しみといったら教室で授業を することでしょうか、あとは買い物と言ったところ。
  ここスーホンには日本料理屋は有りません、韓国料理屋が一軒あります。 先日そこの巻き寿司を食べました。ぶち嬉しかったですよ。
  ホームページに日記を掲載しています。時間があったら覗いてください。
  1月下旬から約1か月間の休みが取れるようです。その節は一杯やりましょう

  《12月25日(金)》
  今日はクリスマスであった。昼飯は先生たちと鶏なべを食べる。どす黒いスープの中に鶏が二羽 足先から頭までぶつ切りにして入っている。ひとしきり肉を食べた後鶏の血の固まったものと心臓、野菜を入れる 味は辛め・・・・やはりあまり好きにはなれない!
  夜は張さんと黄さんと三人で食事をする。帰り黄さんに誘われ黄さんの家へ寄る。菓子を売る店であった。 でもすごく貧乏そうである。現実にそんな家の中に入ってみると「ショック」であった。病気のおばあさんと お父さんお母さんと握手をする。「座れ、座れ」といわれても。吹きさらしの土間のような土の上、ちっちゃな折りたたみ椅子 の上、落ち着けるわけがない。・・・・中国の貧しい家の現実を垣間見たひと時であった。 もっと貧乏なところもあるのであろう。

  《12月26日(土)》
  6時10分より講堂で日本語スピーチコンテストがあり参加する。中一中二高一から総勢39名 のスピーチであった。ほとんどの題目は元旦かクリスマス、彼らの考え方、行動が良くわかる そして私もスピーチをさせられた。また飛び入りで「お正月」の歌を歌う。

  食堂の昼ごはん。晩御飯も似たようなもの、ごはんがマントウのようなパンにかわる。
  
  外教公寓(私の住まい)4階右側です。