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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《1月11日(月)》
  今週のテーマ中一は助詞、中二、中三は活用問題と聴き取り問題としよう。 今日中一4組で中国語と日本語の文を比較しながら説明を行なった。 中国語は主語、目的語は語順による、日本語は助詞による。 もっと説明がうまくなるように努力しよう。
  中三8組9組は活用問題15問と聴き取り問題2問を行なう、できはまずまず、 来週はもう少しレベルを上げてみよう。9組でのこと「みなさん、お金があったらどこへ行きたいですか。」 ・・・「日本!」・・・うれしかったね。8組では「北京、上海・・・」

  《1月17日(日)》
  徐州へ行ってみよう。午前8時に駅に着く、8時の次は8時40分で40分待つ、帰りは帰りで 16時50分のに乗ろうと16時半に南駅に行ったが、満席で次の19時10分のになってしまった。待つこと約2時間半、 寒い待合室の中、体にはこたえた。徐州のような人気路線は前持って切符を買って計画的にしなければ。片道は約2時間10分であった。
 南駅で地図を買う、バスで汽車の駅へ、駅は改装中であった。そこから淮海東路を 古彭广場へ歩く、確かにでかい街であるおもしろい所はないかうろつく。それで 早くも16時ごろになってしまった。次に来る時は行くところを決めて来よう。
  徐州は江蘇省の最北西部に位置する大都市で交通の要衝である。歴史上多くの戦いが行なわれており、近くでは解放戦争時の 淮海戦役が有名である。見所もたくさんありそうである。学校に着いたのは21時40分であった。
  今日南京で職業学校の特別クラス4人が「J−TEST」を受けています。実力を発揮してほしい。 これで一定のレベルが取れないと日本に語学留学できない。

  《1月19日(火)》
  職業学校の生徒4人が私の部屋で餃子を作ってくれました。作った餃子は143個。 その間、私は気分がすぐれず座って見ていました。仕上げは水餃子と焼き餃子。 宮田先生、張先生も呼んで七人で餃子の昼食会をする。やはり中国の餃子は水餃子だ。
  今日食事会の後、初めて病院へ行きました。病院というより診療所、点滴を3本打ってもらいました。何しろ咳が出始めて 一ヵ月半いっこうに良くなる気配がない、毎日暖かくして睡眠は十分とっているのだが、昨日もかなり汗をかいた。 咳は喉がはれているせいですが、こちらの要因の一つ として、大きな声をはりあげていることも考えられます。少ない時で44名、多いときで 65名を相手にしますから、慣れないことをやっている。しかし、食欲もなくなって来たし、力も少しづつでなくなって きたし、少し痩せてきたような気がする。そんな訳で思い切って行きました。当然日本語の先生に付き添ってもらいました。明日もいらっしゃいとのこと。
  もらった薬はコンタックNTと蛇胆川貝枇杷膏(咳止め用)でした。

  《1月20日(水)》
  今日も点滴を打ってもらう。打ってもらうところは、学校から歩いて5分。約6坪の 小さな医務室。簡易ベッドが二つ、木のソファーが一つそれと事務机、診察室なんぞありません。外からは丸見えです。 みんながいるその部屋で診察も注射も点滴もします。さすがにお尻への注射は隅の方でしますが。 お客さんの多くは興洪中学の学生、商売繁盛のようである。風邪となると即点滴のようである。 昨日は薬代も入れて80元を支払う。今日は50元であった。
  「点滴を打つ」は中国語では「挂水、吊水、打点滴」、挂水、吊水は吊るす水であるが、すごく中国語らしい。やはり帰国は飛行機にしよう!。   

  古彭广場

  淮海東路。