トップ    前項    次項
                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《3月13日(土)》
  先日の寒さで風をひいたようである。昨日、診所で点滴を打ってもらう(37元)。 今週は3年生はCDラジカセを持ち込み「少しは私に愛をください」の歌で授業をやった。 時間が足りない。最後はバタバタになってしまった。子供たちのどれだけのことができたか? はなはだ疑問、なにしろ65人を相手にするのだから。・・・・やる気のある前の方に座っている生徒中心になる。
  2年生は「お寺の和尚さん」を聴き取らせ、「花が咲いて」以降の「て形」の文作りをした。うまく行った クラスとそうでないクラスがあったと思う。まだまだ語彙が少ないようだ。
  1年生は教科書に日本の「年中行事」の文を読み、その後でプリント写真を見せながら節分、ひな祭りなどの行事を説明をした。
  職業学校でのこと、生徒が「家は学校に遠い」という文を書いてきた。 「家は学校に近い」はOKであるが、「に遠い」は×である。・・・時間もなかったこともあり、うまい説明ができなかったので私の宿題にした。
    ×家は学校に遠い        ○家は学校に近い
  来週、3年生はテーマは「た形」、歌は「バラが咲いた」。2年生はテーマは「意向形」歌は「幸せなら手をたたこう」の替え歌作り。 1年生は「て形」の導入でいってみよう。2,3年はラジカセを持ち込むぞ!

  《3月14日(日)》
  クイ県(目へんの于と目へんに台、中国読みシュイ・イ)に行ってみた。淮河(中国読みホワイ・ホー、日本読みはワイガ)の ほとりの街である。泗洪と似た規模である。少しクイ県の方が大きいかな。バスで1時間半、一般道路の行程で行き返りともに小型のマイクロバス (おんぼろバス)は満席であった。今日は少し寒く淮河は霧につつまれていた。
  淮河は中国の中部を東流する河川。河南省南部に源を発し、安徽(あんき)省を流れ、江蘇省の洪沢湖を経て大運河に至り、 再び分流して長江と黄海に注ぐ。華北と華中との自然的境界は、この淮河である。
  クイ県は明の創始者「朱元璋」の生地であり「帝王故里」として明祖陵などがある。また龍蝦(ロン・シア、ざりがに)の産地として 有名である。今回は下見としてそこそこに引き上げる。また機会を見つけ狙いを定めてこよう。繁華街へは長途汽車駅から4番または5番の バスに乗ればよい。
  月曜日がお休みになった。来週は3年生は無しか!   

  淮河は霧につつまれていた
  街を良く走っている。もっと迫力のあるやつを撮りたい