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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《4月2日(金)》
  今日で職業学校の4人のクラスの授業は終了である。来週からは9月に日本を目指す 学生15人を相手にすることになる。
  今日4人が食事会を開いてくれた。お別れに際し泣かしてやろうと「仰げば尊し」 の歌詞用意した。食事会の終わりに歌ったが、歌ってる私が一番最初に涙を出してしまった。 女の子2名は私からのもらい泣きで、また涙涙になってしまった。歳をとると涙もろくなっていけない。 ところで中国では小中高の学校では日本のような入学式、卒業式はないそうである。宮田先生に よると、この学校では、高三は下期の期末試験が終わると学生は布団を丸めてとっとと帰っていくそうです。
  中国の祝日清明節の関係で土日月曜日は3連休になりました。学生は今日の午後の2時間目が 終わると実家へ帰って行きました。私は揚州へ行ってみようと思っています。また風邪をひいたようだ ちょっと寒気がしたと思ったらひいてしまった。体力が落ちているか、大陸の気候にまだ順応していないのか どうであろう?

  《4月4日(日)》
  昨日今日と揚州へ観光に行ってきた。土曜日の9時に出発し12時半に到着、食事をしホテルをとり 一日旅遊を申し込む、一日旅遊は9時スタートの16時半エンドである。泗洪へのバスは 14時50分で最終である。何とかならないかと話していると、土曜日は 2時から午後の部に合流し、日曜日には午前の部を消化する行程を提案してくれました。また老年割引も適用してくれました。ガイドも気を配ってくれた。
  揚州はきれいな街であった。もっとも、観光コースを見たので、手入れされているところばかり を見たからなのかもしれない。蘇州と同じように近くを京杭運河が流れ、街の中はクリークが いたるところに流れ水の都である。蘇州よりもきれいなような気がする。かっては蘇州よりも栄えたそうである。 一日旅遊コースがあるだけに見所も多い。この3日間中国は3連休、観光バスは満席であった。行ったところは 「何園」「盧宅」「唐城遺跡博物館」「痩西湖」であった。」「唐城遺跡博物館」で満開のさくら (ソメイヨシノ)をみる。嬉しくて少し「ウルル!」ときた。
  今日は18時30分泗洪へ到着「やれやれ!」

  《4月5日(月)》
  今日は清明節でお休み。1週間以上ぶりで風呂に入る。風邪が完治して いないのだが、今週から新たに職業学校で15人を受け持つ、9月まで だそうである。彼らは 2月から日本を目指し新たに日本語の勉強を始めたそうである。3月下旬 ごろからいつから来てくれるのかと学生に聞かれていたが、4人のクラスが 伸びたので、私の開始はのびのびなっていた。彼らの目標ははっき りしている。このクラスは月曜日から金曜日まで毎日あるので通してのストーリー が必要だ、いずれにしても聴く話すを中心にしていこう。  先週の金曜日からネットに繋げなくなっている。困ったものだ。   

  痩西湖、手入れの届いた水の公園であった。

  「唐城遺跡博物館」の満開のさくら