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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《4月28日(水)》
  今日午前の2時間目に職業学校へ行くと、学生はいない、一昨日、昨日と試験だったので 今日から来週の火曜日まで1週間はお休みだそうである。「早く言ってくれよ!」という 気持ち。中学校は火水木と試験で試験が終わったら、金土日月の4日間お休みだそうである。 ということは、小生、月曜日までお休みである。
  よし!、2泊3日の旅行に行ってこよう。どうしても気持ちは北である。今のところ「開封」と考えている。 徐州までバスで行き、徐州から汽車だ。どのくらいの時間がかかるのであろう。
  今日は西日本短期大学の方が2名試験をしに来られました。終わったら南京に戻るそうで昼に食事会がありました。
  暖かくなって来たので初めて部屋のシャワーを使ってみた。使う前にひと仕事、いやふた仕事をした。 まず、排水溝が一つ詰まって水が流れないので、掃除道具を買ってきて詰まっているゴミ を取り除くことをした。なかなか取れなかったが、なんとか大きな塊を取り除くことに成功。そうなると早く使ってみたい。 それでは、次に足元の掃除、またスーパーへ行って掃除道具を買ってきて一応床、側面をこすってみる。 あまりきれいにはならなかったが、仕方がない。お湯は勢いよく出てきた。頭と体を洗いすっきりする。

  《4月29日(木)》
  17時半ごろ「開封」へ到着。朝8時に家を出ての到着である。やはり遠い。徐州からの列車(済南⇒ウルムチ)は満席であったが、 まことに運良く座ることができた。約4時間の列車の旅であった。
  母なる黄河を抱える河南省は中華文明の発祥の地、山西省と陜西省の境界を南流した黄河は河南省西北部端で大きく東へ曲がり、河南省を突き抜ける。その間に古都「洛陽」「開封」が位置する。 現在の都市の下には明代の都市が眠っており、その下には宋代の都市が、紀元前春秋時代から全部で6層が積み重なって いるとそうで、これは黄河の氾濫によるものだそうです。
  人口一億超を抱える河南省は中国で一番人口の多い省である。かっては「開封」が省都であったが、 1954年に鄭州へ移ったそうである。そんな歴史のある観光都市「開封」の駅前は、どこかのんびりとした地方の都市の駅のようであった。
  明日は、まる一日をここに当てよう。早々にホテルを取り、荷物をひもとき、晩飯を食べに繁華街へ。


  まことに運良く座れたが

  「開封」駅