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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《7月10日(土)》
  漢口(武漢のメイン駅)を18:40発2614次の夜行列車は定刻通りに発車した。加1号車12番下段のベッドに 座っている。5日に出発した1週間の旅行もそろそろ終わりである。いろいろな人につないでもらい、いろいろな人のお世話になり、 いろいろな人とふれあった旅であった。また結構タフな旅でもあった。

  ・5日18時徐州駅前で漢口行きのキップを受け取る。
  ・6日6時漢口駅の出口で旅行社の人に迎えてもらい。
  ・9:50張家界行きのバスに乗り、約9時間バスにゆられる
  ・夕方19時張家界のあるホテルの前でガイドに迎えてもらいホテルへ
      (ここまで一人旅)
  ・7、8日は張家界で観光(20数名のツアー)
  ・8日16:30風凰行きのツアーに乗り換え
  ・約5時間バスにゆられ21:30風凰へ到着、22時ごろホテルへ
  ・9日は朝6:30から風凰の観光を開始、午前中で次の場所へ
  ・苗族の集落を見学し、芙蓉鎮で瀑布を見て、19時ごろ張家界戻り宿へ
      (以降一人旅)
  ・今日10日8:30発のバスに乗り武漢へ(9時間バスにゆられる)
  ・17時40分漢口駅前で徐州までの夜行列車のキップを受け取る。
  ・明朝(11日)4時半徐州に到着の予定

  5日、空調がきいてない夜行列車は蒸し暑かった。この暑さではこの先どうなることかと思った。 さすがに未明にはしのぎ易くなったが。
  湖南省の西部から南部の山岳地帯は土家族・苗族・瑶族・白族など少数民族の地域である。隣の貴州省は すぐである。やはり天下の名勝張家界の景色は素晴らしいもので、最近の話題の映画「アバター」の背景と同じであった。 またひとつの絶壁にはエレベータが取り付けられ観光施設に力を入れているなと感じる。日本では見ることのできない 風景が盛りだくさんであった。
  街全体がスッポリ過去にタイムスリップしたような風凰古城もまずまず、また帰途の芙蓉鎮の瀑布は前日の大雨 のせいもありすさまじい流量であった。あんな激しい滝を見たのは初めてである。
  今回はハルピンからの女性二人連れと親しくなった。彼女らは6月20日ごろから旅行を開始、張家界に来る前は ラサを観光したとのこと。風凰古城までいっしょであった。いつごろ帰るかは未定とのこと、二人のうち一人とEメールアドレス を交換しメル友交流を約束する。
  今回はスーホンの旅行社で申し込んだツアーであったが、いろいろコツが少しわかってきたぞ、しかし携帯電話の便利さを 十二分に利用したシステムである。今回の旅行記は「きままな中国一人旅」のほうでまとめることにしよう。明朝は4時に車掌に起こされそうだ、そろそろ寝よう。













  張家界

  風凰古城

  芙蓉鎮の瀑布