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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《9月4日(土)》
  黄さんと彼の彼女に寿司をご馳走することにした。日本から「五目ちらし寿司の素」を買ってきたので それを使う。一味加えたいのでスーパーへ。ボイルした冷凍えびを買ってくる。解凍して食べてみたが 旨くない不満である。今度は市場に行き、生きたえびを探し川えびを求める、部屋に帰り塩茹でする。かわを剥くと ちっちゃいえびであるが鮮度が違う、味には満足。ご飯を炊き、寿司の素、えびを入れ、うちわであおぎ ながら混ぜる。お椀に盛り、きざみのり、錦糸玉子を載せて完成。味噌汁を作り晩御飯の出来上がり。 やはり生きたえびがきいた、我ながら満足の五目ちらし寿司であった。二人もおいしそうに食べてくれました。
  この1週間、漫画を授業にどう使うかいろいろ考えている。基本的には会話練習に持って行きたい。 しかし60人近くの生徒が相手なのである。プリントして配るにしても300枚は用意しなければならない。 学校の印刷機は品質が良くないし、一こまを4AないしB4にプリントして黒板に貼ったとしても、文字までは読みずらい。 内容については、3年生はストーリー性のある漫画を使い、2年生は4コマ漫画にしようと思っている。一年生は「あいうえお」 からなので到底無理。
  実は9月1日(水)張先生から急遽、中3の授業のピンチヒッターを頼まれた。午後1時間目と3,4時間目の3コマであった。 1時間目に漫画を使ってみたが、生徒の反応がいまいち、進め方にも漫画の内容にも問題があった。そんな訳で3時間目からは漫画をやめ授業内容を 変更した経緯がある。・・・試行錯誤の日々である。

  《9月7日(火)》
  月・火で中3二コマ、中2一コマ、中1一コマをこなした。評価してみよう。 月曜日中3一組で「ちびまる子」の漫画を使った授業の初デビュー、きょとんとした生徒 も幾人か見かけられたし、役割を決めての会話はちょっと早すぎた、評価としては×。 次の3年二組では説明を丁寧におこない、会話練習は次回とした、評価としては△。 終了後急遽、張さんに会話文の対訳をお願いする。内容理解には私の下手な中国語での説明より。対訳を喋った方がいいであろう。
  今日の2年生は4コマ漫画を使った授業に取り組んだが、会話練習をもう少し上手に 進めれればと思う、評価は△。一年生は五十音「あいうえお」の導入、これは最初から終わりまで 全員を引きつけることができた。評価は○。 どの授業ともに大きな声を張り上げ手振り身振り全身で 約60人の子供たちと向き合う、まだまだ蒸し暑さが少し残る中、当然大汗をかく。しかし○の時は心地よい汗となる。


  熱烈歓迎新同学

  勢ぞろいした朝の式典、何人いるのだろう?