トップ     前項    次項
                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《9月11日(土)》
  一昨日、午後4時間目の授業、その日唯一の授業である。「よし!」と1年1組へ出向いて みると急に中止とのこと、球技を実施するので私の授業は中止とのこと。・・・せっかく発散 しようと思っていたのに!消化不良の一日であった。球技を拝見する。

  昨日(金曜日)の午後3時間目から中学1年と二年生は日曜日までお休みとなった。 まだ学校の寮生活に慣れない子もいるので、家族のもとへ返してあげようとのことらしい。そんな 訳で今日の授業は午後3時間目の中三4組のみとなった。

  午前中は宮田先生の旅行話を聞く。彼女は8月上旬から2週間かけてベトナムのハノイ・フエ・ダナン に旅行に行っていた。今後、私の旅行の参考にと聞きにいった。広西チワン族自治区の首府「南寧」から バスでベトナムに入ったそうで南寧からハノイまで8時間(出国、入国の手続きも入れて)かかったとのこと。 ベトナムでの言葉は基本的に観光だったので英語、お金はドルとドン(ベトナム通貨)を使ったとのこと。 日本円はほぼどこでも両替できたが中国元は場所によって制約があったそうである。南京〜南寧は 行きは列車(32時間)で帰りは飛行機(2時間)とのこと。聞いてると、結構タフな旅行をされたようで あった。
  また彼女は夏休み帰国していないので、いずれにしても一旦、国外に出て行かなければならない事情が あった。ビザは180日のマルチビザなので中国連続滞在は180日までなのである。韓国かベトナム を考えられたらしいが、中国からの韓国へのツアーでは5万元の保証金(外国人の場合)を要求されたので 取りやめたとのこと。

  夜は英語の先生の歓迎会があった。校長、副校長、英語と日本語の先生、そして日本人は 私と先輩の宮田さんそして私がお連れしたMさんが出席、英語の先生はイングランド とスコットランドから来た21歳と27歳の2名の若者であった。ニックとスティーブ。韓国人の先生も入れ て中国、日本、韓国、英国、スコットランドの5カ国、13人が一同に会しました。  今度の英語の先生は体育会系の感じで、特にスティーブは「回し蹴り」などの日本語を知っており スキンヘッドで迫力がある。どうしてイングランドとスコットランドかと言うと、英国のエージェント に依頼するそうで、エージェント任せなので良くわからないそうである。住まいは外教公寓に韓国の 先生と3人で暮らしている。・・・・いつまで3人かは定かではない。
  いずれにしても、ここ興洪中学に4カ国6人の外国人がいることになる、こんな田舎にである。 興洪中学もたいしたものだ。校長は将来英国にも留学生を出したいと思っているようだが。

  風邪を引いてしまった。どうも中国へ来ると風邪を引きやすい。日本で病院へ行った時、ドクターは 地域地域で風邪の菌は特性があるそうで、私は大陸の風邪の菌に対しては耐性がないらしい。来週から、授業の時間割も安定してくるだろう。

  行なわれた球技

  スティーブと韓国人の金さん