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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《9月19日(日)》
  今日は日曜日であるが、今週の木曜日の授業をすることになった。と言うのは、 今週の22日(水)は中秋節で国民の休日なので、火曜日の午後から木曜日の 夕方6時まで学校はお休みになるらしい。そんな訳で今日は午前と午後ひとつづ 中一の授業である。
  午前中、中一3組の授業を行なったが、うっかりしていた。この3組は二回目と 思っていたが、初めての顔合わせであった。授業の途中自己紹介をはさむ。そういえば 1週目は予定が決まっていなかった。先週の木曜日は午前中グランドで父兄会が 開催されて中止となっていた。・・・反省反省!
  今、一年生は第一課「あいうえお」の導入である。日本語の基礎の基礎であるので 覚えてもらうしかない。それには理屈はいらない、私の声を聞き取って、発音してもらうしかない。 そんな中、いかに子供たちを飽きさせないかであるが、幸いにも子供たちにとって外国人の 私は珍しい存在である。約100の瞳を相対にしテンポよく進め、汗を かいて発散する。授業の終了とともにサインをせがまれる。

  熱が出た38度の熱が出た。こんなに熱が出るのは初めてである。午後から急に調子が悪くなってきた、下痢はするし熱はでるし。 先週から少しぐずっていたのだが、熱があるまま午後4時間目の授業(一年1組)をこなす。 夕飯は心配したMさんがお粥を作ってくれた。感謝感謝である。味噌汁を作り、お粥とで夕食をすませ、 診療所へ、お尻に注射と点滴3瓶打ってもらう。明日もまたいらっしゃいとのこと。22日の中秋節は南京へ行って、 日本の食材を求めたいと思っているのだが、いけるであろうか?

  《9月20日(月)》
  10時過ぎ診療所へ行く。熱を測ってもらい聴診器をあててもらう。熱はない胸も楽に なってきている。・・・ドクターは「挂下(グワシア);点滴しましょう」ときた。この言葉が スット理解できた。これは診療所という場面と「挂水;点滴(する)」を理解しておけば いいのだが、我ながら少しほくそえむ。
  今日の授業は中三1組(16:10)と中三2組(17:05)の二コマである。・・・・明日は午後から南京へ行こう!




  父兄も参加して行なわれた教育報告会(9/16)

  挂水中