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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《11月24日(水)》
  下痢の件、ご心配かけました。考えるに水のせいだと思うのですが、ご存知のように 中国の水は蛇口からのは直接には飲めませんよね。必ず一旦沸騰させなければなりません。中国の水はカルシュウム塩を多く含み 洗濯や飲用には不適な硬水、日本の水は軟水。そんな硬いものに対して私の柔な内臓は抗体がないのであろう。 ちなみに住む所も土・石の文化で日本の木の文化と違って硬いのである。
  ここスーホンの水は沸かすとやかんの底に白い粉が溜まります。 カルシュウム塩でしょうか、それと上表面にフケのようなものが浮きます。そんな状態 なので大きなやかんにお湯を沸かした後、少し冷ましてオタマで表面のものを 掬い取ります。そしてペットボトルにソーットついで取り置きします。また直接やかんからお茶や料理に使う時もソーットつぎます。 そうしないと底の白い粉が舞い上がってくるのです。おいて置くと、やかんの 底には白い粉の膜が張り付きます。結構苦労してるでしょう?
  こんな状態なので、沸かしたお湯は、お茶や料理には使いますが、直接飲む水 は買ってきたものを使うようにしています。先日南京の友人の部屋でお湯を 沸かした時は、白いものは底に溜まりませんでした。ここスーホンの水事情は 南京より良くないようです。蛇口から直接の水は食器、野菜の洗い物や洗濯、 シャワー、トイレに使っています。
  中国下痢が長引いたせいもあり、また一人で寂しいせいもあり普通自分の部屋で食事する時、お酒は飲ま なくなりました。外食した時にビール1本ぐらい飲む程度です。帰国した時、勉さんと飲みあえるかなあ! ・・・・ではまた!

  《11月27日(土)》
  先日からトマトスープが食べたくなった。ネットからレシピをダウンロードして調べる。スープの素が要るなあ・・・・ そんな訳で今日は「コンソメスープの素」を探してみようとスーパーへ出かけた。調味料売り場で「湯底調料(SOUP BASE)」を見つける。 さっそく帰って食してみると、コンソメ味であった。「よっし!トマトを使った料理に挑戦だ!」
  ベーコンは売っていないので、冷凍のシャブシャブ用の牛肉を代わりに使い、ジャガイモ・キャベツ・人参そしてトマトでトマトスープを作った。 昼・夜と作ってみた。これはいい体も温まるし結構いける。スープものが味噌汁一辺倒から脱却だ!これだとご飯でもパンでも合う。 また俺のレパートリーが増えたぜ!・・・トマトスープは「ホット!」する、トマトが旬でなくなった時のためにトマトの缶詰も探しておこう。

  また風邪を引いた。今回は点滴に頼らず治癒させたいと思い、睡眠をしっかりとっている。何とか乗り切れそうかな。今週は1年生の授業では拗音を使って「ビンゴケーム」をやった。これは昨年もやっている。進歩したところは生徒に 「皆さん最も重要なルールを言います。『書き換えないこと、私を騙さないでください!』」と中国語で説明したこと。

  《11月28日(日)》
  明日から12月の週に入る、今期もあと2ヶ月弱か。夕食後風呂屋に行く。しっかり垢すりをしてもらってサッパリしました。


  野菜たっぷりのトマトスープ

  寮の裏で集合住宅建設が始まりました。