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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2010年

  《12月8日(水)》
  先日から谷村新司の「昴」を授業で使ってみようと思い、いろいろ考え準備している。「聴く」の練習 が一番の目的だが、45分の授業でどう展開していくかだ。今日は歌の意味について調べ考えてみた。

  『夜空を見上げると無数の星が輝いています。その星々のなかに若い星(恒星)の集まり昴(プレアデス星団;昴宿星団)があります。 この星たちもやがては爆発し砕けてなくなって行きます。人間も恒星と同じように生まれて来たら死ぬのはさだめです。私も先人が通った道、 厳しく険しい人生の道を行きます。
  若い人たちよ、若い星たちよ、いずれあなたたちも通る道だけど先に行きます。さらば昴よ!・・・人と星の生涯をかさねています。』

  今日の夕食は「すき焼き」に挑戦してみた。具は白菜、葱、ごぼうのみ、そして肉はシャブシャブ用の牛肉。反省点、もっと肉を入れば良かった。 また、ごぼうが多すぎた、食べてる時最後はごぼごぼしてきてしまった。しかし、スーホンで自分ですき焼きが作れるなんて・・・・おれも進歩したもんだ。今度はもっと具を充実させよう。
  歌の意味の説明は、まず上の文を私なりに中国語に訳します。それを張さんに添削してもらいます。そして私が生徒に中国語で説明します。
・・・・・・生徒に「明白不明白?」・・・明白!・・・謝謝!

  《12月10日(金)》
  生徒のいない学校は月明かりの中、静まりかえっている。きみの悪いほど。今日午後3時から日曜日午後6時まで月一回の里帰り休暇に入った。 3時過ぎ生徒たちはうれしそうに父母の元へ帰って行った。この休みの前の授業(今日の午前中)はいまいちのりが悪くなる。なぜかと言うと、休みの前には各先生たちは 生徒に宿題を多い目に与える。そうすると私の時間に内職をする生徒が増えるのである。
  今週の反省点。2年で「・・・ている」と「・・・てある」を取り上げた。「他動詞+てある」 は、話し手がある状態を見た時何らかの意図をを感じた時に使うが、
      例文 @エアコンがついている   Aエアコンがつけてある
を黒板に書いて、「Aの文はどんなことを感じる場合でしょうか」と生徒と対話をしたが、どうもうまくかみ合わなかった。要因を考えて見るにエアコンの場合「ついている」の「つく」 は「付く」と「点く」、「つけてある」の「つける」には「付ける」と「点ける」の二通りの意味があり私と生徒の意図するところが「つける違い」を していたようである。今後「つく」「つける」を使った例文には注意しよう。
  寂しすぎる学校にはいたくない。明日は南京へ買出しにでも行こう。来年の春節は2月3日である。昨年より10日早い・・・そうすると私の休みも 早くなりそうだ。早く予定を確認したい。

  こんな歌詞カードを作りみんなと歌っています(さくら)

  こんな歌詞カードを作りみんなと歌っています(四季の歌)