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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2011年

  《4月17日(日)》
  昨日・今日と南京に行ってきた。S氏の歓迎会をやりに。S氏は3月下旬に赴任、場所は南京から 南西に1時間ほどの「馬鞍山」である。いつもの居酒屋で一杯やる。小生が一番先輩になる、来たときの苦労が 偲ばれる。いろいろ意見は聞くにしても自分でひとつひとつ克服して行くしかない。
  食材を求めに夫子廟に行ったとき、12年ぶりになるのだが「江南貢院」にいってみた。ここは南宋の時代1168年に作られた 中国最大の科挙試験場で、最盛期には約2万人もの受験生が集ったようである。右の写真の一マスに受験生が寝泊りし勉学に励み競ったようです。 この試験のもようは「蒼穹の昴(浅田次郎著)」に面白く書かれている。「水遊城」で食材を少し買い求め12時発のバスに乗り午後3時には スーホンに到着。

  《4月18日(月)》
  学校近くの日系企業「摩騰運動器材有限公司(モルテン)」の工場を見学させてもらった。サッカーボールは女工さんたちの手縫いにより 張り合わせ形作られていた。

  《4月20日(水)》
  来週は火曜日から3日間の中間試験、その後はメーデーの休日となり、私の出番はほとんどない。そんな訳で旅行することにした。行き先は湖北省の省都 「武漢」。行き帰りは車中泊、現地に2泊の都合4泊5日の旅である。昨日今日は朝9時ごろ鉄道キップを買いに出かけた。鉄道が通っていないスーホンでもキップが買えるようになったのがうれしい。 (基本的に10日前から買うことができる。)徐州から武漢まで夜行列車で約11時間、寝台(硬臥)を求めたが、行は既に売り切れ、やむを得ず座席 (硬座)を取った。帰りは寝台の上段を確保。値段は座席指定が39元、寝台(上段)が187元であった。
  右が2・3年生の今週の教材、「来週試験なので息抜きしましょう。歌を聞きましょう!歌は恋の歌です。」、「恋のハレルヤ」は 1960年代我が青春時代の歌、生徒たちの反応を楽しむ。下の中国語訳はわたし用のものです。歌を聞いたあとは「止められる」の可能形や 自動詞・他動詞の学習へ展開させた。


  今週、2年3年生の教材