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                新米日本語教師の日記(2009年11月2日〜)hh2011年

  《4月22日(金)》
  先日から学校の校門の前に右のメッセージ(喜報)が立てかけてある。メッセージは二つあり、一つは、当校の英語科を卒業し日本の日本語学校 へ留学(2年間)、このたび11人の学生が日本の大学に合格したこと。もう一つは当校を卒業した一人の生徒が西日本工業大学に留学、現在4年生であるが 日本の物流会社に就職が決まり年収が30万元(日本円で約400万円)ということ。
  当校で日本語を学ぶルートは三つある。一つは中学1年から開始するケース、一つは高校1年からスタートするケースそしてもう一つは 高校三年の後半からスタートする(英語から日本語へくらがえ)ケースである。最初の二つのコースは語学のレベルにより直接日本の大学へ留学したり、日本語学校へ留学したりする ようであるが、三つ目のコースは半年ぐらいしか日本語の勉強期間がないので日本への留学先は日本語学校となる。
  もう一つの喜報は宣伝になる。初任給で年収30万元とはすごい。中国から見ればすごい!中国では一般的に学卒の初任給は月2000〜3000元 ぐらいであろう。ここスーホンではもう少し下がるかもしれない。年収で見ると3万元(約40万円)程度である。30万元は約10倍にあたる。この数値だけ見れば とても魅力的であろう。しかし、物価や生活費の面からの見方も必要なのであるが。
  さらにもう一つの吉報、これは少し古いのであるが校内に張ってあるもので、当校は宿遷市の三ツ星クラスの中学においてbQになったと言うこと。 当校の当面の目標は四つ星校になることである。(宿遷市全体では人口約500万の規模)
  今日の夜は日本からのお客さん(福岡国際学院)2名を迎えての夕食会に参加、この学校へは昨年私が担当した学生が何人か行っている。学生たちの様子を聞く。 少し飲みすぎてしまった。彼らは南京からタクシーをチャーターして来ていた。明日は長沙(湖南省の省都)だそうです。

  《4月24日(日)》
  久々にちらし寿司を作った。小えびを買ってきて、グリーンピースを塩ゆでし、錦糸玉子を焼いて美しくておいしいちらし寿司ができました。 作っている最中に食事会の案内があったが、ちらし寿しを食べて参加。日本からのお客さんは福岡国際コミニケーション専門学校(学校法人 福岡成蹊学園) からの女性2名であった。この学校にも昨年私が担当した学生が何人か行っている。学生たちの様子を聞く。



  吉報二つ


  もう一つの吉報