ビールの種類
ビールと言えば金色のビールか、黒いビールくらいしか知らない人が大半だと思います。しかし、世界には85スタイル（種類）のビールがありますが、実際に日本でビールといえばピルスナースタイルのビールを指すことが大半であり、大手ビール会社が醸造、販売するビールも大半がピルスナースタイルのビールとなっています。日本のほとんどの人が沢山ある種類の内の1～2種類しか飲んでいないと思われます。
しかし、世の中にはピルスナー以外の美味しいビールもたくさんあり、地ビールでもピルスナー以外の美味しいビールがあります。簡単にメジャーなスタイルを紹介します。
スタウト（アイルランド発祥：上面発酵）
外観：黒。ベルベットのようにきめ細かな泡。泡もちがよい。
アロマ：ホップ・アロマはまったくない。ローストモルトのアロマがある。フルーティーナなエステル香があるが、麦芽やローストバーレイにより目立たない。
フレーバー：ホップ・フレーバーはまったくない。ホップの苦味は強い。飲み始めにカラメルモルトのフレーバーを感じる。後味にローストモルトのスッキリした苦味と
ローストバーレイのドライなフレーバーが残る。ほのかな酸味（なくてもよい）、フルーティーなエステル香があるが、麦芽やローストバーレイやホップの苦味により目立たない。
アルコール度数：３．８～５％
代表的な銘柄：ギネス・スタウト