プロティンさえ飲んでいれば筋肉がつく?
プロティンとは、タンパク質のことであって決して魔法の薬ではありません。タンパク質は筋肉を作る材料となるものです。
筋肉が発達するメカニズムというものは、まず、トレーニングなどの激しい動きによって筋細胞があちこち小さく破壊されます。これを筋破壊と言います。そして破壊された筋細胞を修復するのにタンパク質が使われます。その修復された分だけ筋肉が大きくなるのです。
ですから筋肉を発達させるためには、まず、トレーニングによって筋細胞が傷つけられる必要があります。トレーニングしないでプロティンだけ飲んでいても筋肉はつかないのです。
そして筋肉が作られるのは寝ている間です。睡眠中は成長ホルモンの分泌が盛んになり、筋肉を作る働きが活発になります。トレーニングと栄養と休養の三つがそろってはじめて筋肉は発達していくのです。プロティンを飲むだけでなく、きちんとトレーニングし、十分休むようにしましょう。