腕相撲のバリエーション
腕相撲といえば別名アームレスリング。正式な競技としてルールも確立され、世界選手権まで行われています。しかし、友達同士で遊びで行う場合には、一般的な腕相撲以外にもいくつかのバリエーションが存在します。
まず代表的なのは、片方の人の力が圧倒的に強い場合、手と手を握って行うのではなく、強い方が弱い方の手首を持って行うやり方です。強い方にハンデをつけるということです。お子さんとやる場合には面白いやり方です。
また、タオルなどで輪を作り、その輪をお互いに持って腕相撲をするというやり方もあります。ちょうど輪を引っ張り合うような形で、輪を引っ張って相手の腕を倒すのです。この場合には輪を持った自分の手が早く床についた方が勝ちとなります。
それから「リスト・プル」と呼ばれる腕相撲は、普通の腕相撲をしながら、図のように余った手でお互いの手を握り、こっちの方の手はお互いに腕を引っ張りあいます。
腕相撲をしながら、もう片方の手では腕を引っ張るという余分な動作が加わってきますので、随分と勝手が違ってくるかも知れません。
もっとも一瞬で勝負がついてしまったら、普通の腕相撲とあまり変わりはないのかも知れませんが・・。
日本流の腕相撲と言われているものでは、「台についたヒジを自由に動かしてもよい」というルールのもとに行われている腕相撲もあります。日本腕相撲協会がそのルールを確立しており、技の種類も数多く存在するようです。
普段と違ったルールでやれば、これまで勝ったことのない人にだって勝てることがあるかも知れません。逆に言えば、これまで負けたことのない相手に負けることだってあり得るということにもなりますが。。