2000年4月29日〜5月6日
四川省成都旅行記

  中国東方航空のジャンボ機は大勢の日本人観光客を乗せて定刻どおりに 福岡飛行場を出発した。私の思いも乗せて。一人での中国進入は今年で3 回目、さて!どんな出会いが待っているか?
  上海虹橋飛行場で入国手続きを済ませ、荷物を受け取り銀行の窓口へ、 9万円を元に両替する、100元札で約64枚受け取る、この札束は立つ、 ふた折になっている私の財布には入りきらない。すごく金持ちになった気 がする。
  国際線を出て国内線出発ロビーへ、この間2回ほど私設両替屋に引っか かる、彼らに国内線ロビーの場所は尋ねたが、一見親切そうでしつこい。 国内線は中国西南航空への乗り換えである。上海虹橋飛行場は東方航空 が主役の場、中国西南航空のチェックインカウンターを探すのに少し迷う。 隣の見た顔の人は昆明行の手続きをしている日本人!私と同じ成都への 日本人も何人かいるようである。
  成都行きの中国西南航空の飛行機も16時50分頃、定刻どおりに出発 した。いよいよである。約1時間半後に宜昌に到着、ここで30分休憩で ある。飛行場のロビーへ。
  宜昌は重慶から武漢までの三峡下りの中間点ですが三峡はこの宜昌まで で終わる。この三峡もちかじか三峡ダムの完成とともに水の中に姿を消す ようである。質素なロビーの中をウロウロする、さすがにここまで来ると 中国に来たな!という感じを強く受ける。
  30分後飛行機はあわただしく夕闇の中を飛び立っていった。 20時すぎ無事成都に到着。若者が私の名前を掲げて出迎えてくれてい るはずである。荷物を受け取り外へでる。いよいよ私は蜀の都「成都」へ 進入する。
  今年も昨年と同じように中国の大学に1週間の短期留学をしたかったの だけれど、今年から中国にもゴールデンウィークが作られ5/1から1週 間お休みになり、日本のゴールデンウィークを利用しての短期留学は不可 能になってしまった。また四川大学に手紙を書いたのだけれど、返事は来 なかった。そんな訳で今年は成都を起点として旅行することにした。

スケジュールは
 4/29(土) 出国 13:45福岡発  20:15成都着
 4/30(日) 成都市内見学
 5/1〜2     1泊2日で楽山の大仏、峨眉山旅行
 5/3          日帰りで青城山、都江堰旅行
 5/4(木)   成都市内見学
 5/5(金)   11:45成都発  14:15上海着
                  上海で1泊
 5/6(土)   帰国
のようになりました。旅行記を一応書きます。
構成は
   1.成都にて
   2.88旅遊団1泊の旅
   3.101旅遊団日帰りの旅
   4.上海にて
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