平成19年9月15日(土)〜9月23日(日)中国の旅
  今回はハルピン、長春、瀋陽、北京と中国東北地方を駆け足で旅をしました。 遥かなる「ハルピン」は黒龍江省の省都、かっての満州国の首都「長春(新京)」は吉林省の省都、 満州事変勃発の地「瀋陽(奉天)」は遼寧省の省都、そして北京は中国の首都である。まさしく東北部3省 の省都(県庁)めぐりの旅であった。
  ルートは、まず北京から飛行機でハルピンへ(2泊)、ハルピンから長春へは列車で(約3時間) 長春で1泊、長春から瀋陽へは高速バス(約4時間)、瀋陽で1泊、瀋陽から北京へは夜行寝台列車で した。北京では2泊。
 私の体当たり中国一人旅は、基本的に現地調達である。北京空港でハルピン行きの航空券を買い求め(約1060元)、 ハルピンに着くと、バスに乗り市内へ、ハルピン駅近くで下車、寝るところ(ホテル)を探す。ホテルが決まれば、 翌々日の長春行きのキップを買いに駅へ。キップ購入後、1.5日間のハルピンでの行動をどうするかだ。 買い求めたハルピン市内地図を広げ検討だ。・・・こんな具合だから体力が必要だし失敗も多い。でも私の体当たり旅行 は中国に入った時点から全てが異なる文化の雰囲気にどっぷりつかっているのである。

  宿泊費はピンキリであるが、私は1泊200元を基準においている。ハルピンでは220元、長春では156元、瀋陽では200元、 北京では219元であった。
  ハルピンでは、1日市内観光ツアーに参加、多くの人とお話ができました。長春行きの列車では、韓国人留学生(女の子)と隣り合 わせになりました。彼女は私より中国語が下手でした、その代わりチョット日本語を喋ってくれました。
  長春の偽満州国皇宮で長春大学2年生の女の子と友達になりケンタッキーフライドチキンで一緒に食事 をしました。メール交換ができそうです(帰国したらメールがきていました)。また、 長春の庶民の食堂で1人の労働者と同じテーブルでビールを飲み住所を聞きました。
  瀋陽では、まさか買えるとは思っていなかった夜行寝台のキップが買えました。また柳条湖事件が発生した 場所にたてられている九・一八事変博物館は迫力あるものであった。
  北京でも1人の女の子の住所を聞きき、必ず手紙を書くと約束しました。小さな国際交流ができそうです。
  やはり旅の醍醐味は人と人の出会いである。そんな思いを強くした1週間であった。色々な事がありました。当初は体力的にキツイナと思ったりもしましたが、終盤には逆に体力がついたような気がします。 とにかく良く歩いた。やはり中国は広い。それぞれの省都での行動を綴ってみました。

        1.ハルピンにて

        2.長春にて

        3.瀋陽にて

        4.北京にて