今回はハルピン、長春、瀋陽、北京と中国東北地方を駆け足で旅をしました。
遥かなる「ハルピン」は黒龍江省の省都、かっての満州国の首都「長春(新京)」は吉林省の省都、
満州事変勃発の地「瀋陽(奉天)」は遼寧省の省都、そして北京は中国の首都である。まさしく東北部3省
の省都(県庁)めぐりの旅であった。
ルートは、まず北京から飛行機でハルピンへ(2泊)、ハルピンから長春へは列車で(約3時間)
長春で1泊、長春から瀋陽へは高速バス(約4時間)、瀋陽で1泊、瀋陽から北京へは夜行寝台列車で
した。北京では2泊。
私の体当たり中国一人旅は、基本的に現地調達である。北京空港でハルピン行きの航空券を買い求め(約1060元)、
ハルピンに着くと、バスに乗り市内へ、ハルピン駅近くで下車、寝るところ(ホテル)を探す。ホテルが決まれば、
翌々日の長春行きのキップを買いに駅へ。キップ購入後、1.5日間のハルピンでの行動をどうするかだ。
買い求めたハルピン市内地図を広げ検討だ。・・・こんな具合だから体力が必要だし失敗も多い。でも私の体当たり旅行
は中国に入った時点から全てが異なる文化の雰囲気にどっぷりつかっているのである。
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