盲井守 ページ1/6 | |||||||||||||
バックグラウンド: 江戸時代、江戸では物価も安く、月の半分も働けば、妻と子供を養うに困らないだけの収入を得ることができた。 このシナリオは、そんな好事家の1人、山椒魚を集めることを趣味とする人間からの依頼となる。 導入: PCは、口入屋か、裕福な商人、隠居生活の人間などからから、鹿鳴山の洞窟に棲むという、目のない山椒魚(めくらいもり)を捕まえてきてくれと依頼される。 口入屋で依頼を受ける場合は、呉服問屋の高島屋惣十郎からの依頼と伝えられ、めくらいもりを生きて持って帰れば、1匹につき500両の報酬が与えられる。 また、めくらいもりを生きて持ちかえるには、清水丸という水を浄化する丸薬が必要で、1錠につき1両を出して買わなければならない。 一般的に入手できる情報は、 ●鹿鳴山までは、安全な街道を徒歩で1日半ほどで、妖怪や危険と遭遇することはまずない。 ●鹿鳴山は、鹿が棲んでいる程度で、危険な動物はいないらしい。 ●洞窟の中は水が流れているところがあるらしい。 ●洞窟の中には、毒虫が棲んでいる可能性もある。 DM用注意事項: 洞窟の幅は一定していないが、天井は、ほとんどのところで立って歩くのに支障のない程度の高さがある。 戦闘で10尺の幅の通路で武器を使って戦う場合、「M」以上の武器では、2人が並んで戦うのが限度である。 ワンダリングモンスター: この洞窟では、百足と蝙蝠、恙虫、大螢(水に入っている時は、幼虫)、蓑虫火、が現れる。 DMはあらかじめ出現するモンスターの能力値とhpを、別紙に用意しておくとプレイが中断しなくてすむ。 洞窟内ではエサが少ないため、蝙蝠、蓑虫火 以外は常に飢えており、反応をチェックでは、2d6して、2〜10なら攻撃、11〜12の時は逃亡する。 新しいモンスターに関しては、「ニューモンスター」を参照。 |
1d12してどのモンスターが現れるかチェック。
洞窟までの道のり: 鹿鳴山までは、のどかな街道を1日半ほど歩き、街道を横切る小川をさかのぼって山に入ると、1時間ほどで岩壁に口をあけた洞窟の入り口にたどりつく。 マップ: ⇒盲井守 ダンジョンマップ(42.0KB) 高低差については特に書いてないので、自由に設定してもよい。 地図の右下にある目盛りは、斜めの通路を測るものさしで、円は各種の照明で見える範囲を調べるためのもので、必要ならば切り取って使うこと。 直径60’の円は「コンティニュアル・ライト」 円の中を切り抜いてDMが使うか、地図の他の部分が見えないよう紙を継ぎ足して、この地図の上で冒険を進めてもよい。 | ||||||||||||
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