盲井守 ページ2/6

ダンジョンの説明:

 枠の中は、PCがそこについた時点で与えられる情報で、15尺(フィート)先まで見えるとしているが、照明によっては情報を制限する事。
 それ以降はPCの行動によって情報を与える。

 この洞窟は鍾乳洞ではないが、水に洗われた部分は滑りやすくなっている。
 ダンジョンの水脈は、ほとんどのところでつながっているが、PCが通りぬけられそうなところはほとんどない。

1.入り口

 洞窟の入り口は幅40尺、高さ20尺ほどで、その入り口の1/3程度が川となって水が流れ出ている。

 洞窟の中はひんやりとしており、横幅は徐々に狭くなるが、天井の高さは変わらず、蝙蝠たちが身を寄せ合って、パーティの灯かりから顔を背けている。

 足元には蛇が1匹潜んでおり、PCが天井ばかり見ているなら、気づかずに不意打ちされる。
 地面も注意して見ているなら容易に発見でき、蛇は身の危険にさらされない限り威嚇するだけで攻撃はしてこない。

 山楝蛇(1)
AC7;HD1*(S);MV90(30);#AT1;D1+毒;SaveF1;ML7;INT;1ALN;XP13
 hp:

 さらに進むと、川の幅も狭まり、壁にある穴から水が流れ出ているようになる。
 水の流れ出ている穴は小さく、水の流れが激しいため、入っていくことはできない。

2.落ち武者の住居跡 1
 パーティが入っていくと、小さなネズミが外へ走り去っていく。
 この空洞は、かなり昔に何者かが住んでいたらしい跡があり、朽ちたむしろや木くずなどが散乱している。

 ここは昔、落ち武者の家族が隠れ住んでいた場所で、調べると木屑の下から50朱と200銭が見つかる。

3.落ち武者の住居跡 2
 古いたき火の跡があり、その周りにボロボロの服を着た白骨死体が3体転がっている。

 ここは、落武者の家族たき火を起こし食事をしていた場所で、たき火の跡以外には何もない。
 死体は、2体が女性で、1体はまだ子供である。
 PCが死体を調べようとすると百足が3匹はい出てくる。

 百足(3) ジャイアント・センティピートを使用
AC9;HD1/2*(S);MV60(20);#AT1;D毒;SaveNM;ML7;INT0;ALN;XP6
 hp:
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 hp:

 天井が高いのはここまでで、5、6へ通じる通路から10尺ほどの高さになる。

4.落ち武者の住居跡 3
 ここの空洞は、かなり昔に何者かが暮らしていたらしい形跡がある。
 朽ちた木や鉄くずなどが散乱しており、闇の奥には鎧武者が大きな木の箱の上に座っているのがぼんやりと見える。

 近づくとわかるが、鎧武者は白骨になっている
 触れようとすると、突然 乾いた唸り声を上げて錆びた刀を抜き、PCを攻撃する。
 警戒していないなら、不意打ちされる。

 骸骨(1) スケルトンを使用
AC5;HD1;MV60(30);#AT1;D1d6;SaveF1;ML12;INT1;ALC;XP10
 hp:

 鎧と刀は錆びて使い物にならないが、鎧についた金の金具を取れば、20両になる。
 骸骨が座っていた箱の中には、5両、30朱、300銭と、朽ちた衣類、貝の器に入った軟膏3つ(毒消し2つと、hpを1d6+1回復1つ)、錆びていない短刀(短刀+1)がある。

5.陽のさしこむ空洞
 大きな三日月状の空洞で、天井が崩れ落ち陽の光が差し込んでいる。
 この部屋の奥半分は4尺ほど高くっなており、そこには巨大なキノコが3本はえている。

 この巨大なキノコは化け茸(シュリーカー)で、PCが近づくと鳴き始め、天井の穴から恙虫が4匹飛んできてパーティーを攻撃する。

 化け茸(3) シュリーカーを使用
AC7;HD3(M);MV9(3);#AT特;Dなし;SaveF2;ML12;ALN;INT0;XP35
 hp:
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 恙虫(4) スタージを使用
AC7;HD1(S);MV30(10)Fly180(60);#AT1;D1d3;SaveF1;ML9;ALN;XP10
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6.通路を横切る川
 南西側の壁から水がすごい勢いで流れ出しており、北東側の壁の割れ目に流れこんでいる。

 ここを通過する時はDEXチェックを行い、失敗すると転倒して西側の壁の穴に流されてしまう。
 縄で互いを結びつけたりするなどの安全策を講じない限り、流されたPCを助けることはできない。

 水が流出している割れ目には入りこむことができないが、流入している割れ目は、入り口は高さ6尺、幅6尺ほどで、入ることはできるが、滑りやすい岩肌と激しい水流のため立っていることはできず、流されてしまう。



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