盲井守 ページ5/6

17.の続き

 ここにはこの洞窟の主の大いもりが住んでおり、中央の島に渡ったパーティを攻撃してくる。
 もしPCが6から流された場合でも、中央の島にたどりついた後に攻撃してくる。 大いもり(1)
AC5;HD3+1(L);MV90(30)swim90(30);#AT1;D1d8;SaveF3;ML7;INT4;ALN;XP50
 この大いもりは毒を持っていない。

hp:

 大いもりは、水から這い上がってPCを攻撃してくるが、その時は常に不意打ち判定を行い、1d6で1〜3が出た場合、パーティは不意を打たれることになる。
 パーティが円陣を組んで警戒する場合、島を十字に区切って、PCがどこを担当するか決め、DMは1d4してどこから大いもりが現れるか決定する。
 この時、不意打ちの確立は、1d6の1になるが、大いもりの正面以外のPCはイニシアチブを失うことになる。

 戦闘に入りると、大いもりはPCの攻撃が命中しない限り島にとどまって戦うが、PCの攻撃を受けるとすぐに水の中に逃げこむ。
 イニシアチブを失って大いもりが後攻だった場合、先攻のPCの攻撃が命中すると、大いもりはそのラウンドの攻撃を放棄して水の中に逃げ込む。

 「スリープ」の呪文をかけられるとあっさり終ってしまうので、なるべく人数の多い方へ近寄ってPCを攻撃すること。
 そうすれば、たとえ味方を巻き込んで「スリープ」かけたとしても、レベルの低いPCの方から眠る事になる。

 PCが水の中に入って戦う場合、浅い所ではAC、命中判定に−2、深い所では、AC、命中判定に−4(斬る、殴る武器の命中判定にはさらに−10。飛び道具は役に立たない)の修正を受ける。

 水の底からは下記の宝が見つかる。

 65両、128朱、352銭
 ヒスイの勾玉3つ(1つ80両相当)
 水晶の数珠1つ(800両相当)―ただし、見つけられるかは、−6の修正をつけてWISチェックをすること。
 お守り袋(AC、ST判定に+1の効果)―水の中にあったにもかかわらず新品同様に見える。

18.めくらうなぎの棲む池
 道幅が20尺ほどに広くなって北西へ続いており、西側には池が見える。

 ここの池には、白いくて細長生き物が1匹泳いでいる。
 これはめくらうなぎで依頼者は引きってくれないが、引き取り手を見つけられれば、400両になる。
 捕まえられるかどうかのチェックは、身体がぬるぬるしているため、1回目は−4、2回目は−8の修正をつけてDEXチェックを成功させなければならない。

19.めくらいもりの棲む池 3
 細かった道が急にひらけ、大きな空洞になっている。
 西側は広い池が闇の中へとけこんでいる。

 ここの池には、めくらいもりが2匹いる。
 ここは水辺から急に深くなって、腰ぐらいの深さがあるため、捕まえられるかどうかのチェックは、−2の修正をつけてDEXチェックをさせなければならない。
 最も深い所では10尺の深さがある。

追加の冒険:

 ●パーティはこの洞窟を探索中、突然の落盤により、パーティは洞窟内に閉じ込められてしまう。
 パーティはこの洞窟から脱出するために、新たな道を探し出さなければならない。

 ●この洞窟に暮らしていた落武者たちは、その昔 ある武士が権力を手に入れるために濡れ衣を着せられ都を追われた一家であった。
 パーティが落ち武者の遺品の中から見つけた短刀には家紋が刻んであり、落ち武者を陥れた武士が偶然その短刀を目にして、落ち武者の子供が復讐に来たのではないかと刺客を差し向ける。

ニューモンスター:

山楝蛇 Yamakagashi
アーマークラス
ヒットダイス
移動 90’(30’)
攻撃 噛みつき+毒
ダメージ 1+毒
出現数 1d6(1D4+1)
セーブ F1
士気
宝のタイプ なし
知力
性格 ニュートラル
XP値 13

 体長が4尺ほどの蛇で、こげ茶色の胴体に赤い斑模様がある。
 噛みつきは1ポイントのダメージしかあたえないが、毒があり、対毒STに失敗すると1d4の追加ダメージを与える。

 また首の後ろ側には毒腺があり、そこを押さえると白い毒液を射出する。
 これを注意せずにつかんだ場合、−2の修正をつけてDEXチェックを行い、失敗すると毒液が目に入って、さらに対毒STに失敗すると失明する。
 この失明は「キュア・ブラインドネス」の呪文でしか治せない。


恙虫 Tsutsugamushi
 スタージを使用

 恙虫は、百足のように長い胴体にトンボのような羽をつけた羽虫で、1尺程度の大きさをしている。
 一見巨大なかげろうのように見えるが、かげろうよりも線が太く、堅い殻に覆われている。
 スタージと違って横に開く強い顎を持っており、吸血はしないが、急降下による攻撃をおこなうことはできる。


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