1.蠱毒の部屋
30×30尺ほどの部屋で、村人らしい人が3人、大量の血を流して倒れている。
中央には2尺ほどの大きさのフタをした瓶が置いてあり、その横に何かを燃やしたようなたき火の跡がある。 |
村の床下の穴を通ると、最後には1つにつながってここへ出る。
PCが通ってきた穴は、最近掘られたような感じだが、ここからはかなり昔に、ちゃんとした道具を使って造られたように見える。
この部屋は、村人たちを呪うための儀式が行われた場所で、知識のあるものが見れば、たき火で毒草が燃やされたことがわかる。
村人たちは、すでに死んでいるだけでなく、土蜘蛛のシャーマンによって死人返りにされている。
PCが近づくと、起き上がって攻撃してくる。
死人返り(3) ゾンビを使用
AC8;HD2(M);MV90(30);#AT1;D1d8;SaveF1;ML12;INT1;ALC;XP20
hp:
hp:
hp:
部屋の中央にある瓶は、『蠱毒』と呼ばれる呪術に使われたもので、中にはたくさんの蛇や蛙、毒虫などの死骸が入っている。
この瓶を開けたPCは、対死の光線STを行い、失敗した場合、中の悪霊に憑依される。
成功した場合は、悪寒を感じるだけだが、悪霊は近くにただよっており、次のラウンドに近くにいるPCに憑依しようとする。
当然、フタを開けなくても、戦闘の影響で瓶を割ったりすると、中の悪霊は解き放たれることになる。
悪霊(1)
AC5;HD1(S)*;MV90(30);#AT特;D(1d4);SaveF1;ML10;INT2;ALC;XP13
hp:
2.茸の栽培場1
道幅が開けて、3〜40尺ほどの広さになっており、中には3〜4尺の巨大な茸がひしめき合っている。
パーティが入ってくると、茸たちはその場でゆっくりと笠を揺らし始め、耳を突き刺すような金切り声を一斉に上げた。
その声は空洞内に反響して、頭が割れそうになるくらいにまで高まり、PCの鼓膜を――脳みそを直撃する。 |
ここは昔、土蜘蛛たちが茸を栽培していた場所で、今は化け茸たちが無制限に増殖している。
ここの金切り声はワンダリングモンスターを呼び寄せるだけでなく、3ラウンド以上そこにとどまる者は、毎ラウンド対ドラゴンブレスSTをおこなわければならず、失敗すると1d6ターン気絶してしまう。
またこの声を聞いたPCは、1d6ターンの間、耳が聞こえなくなる(命中判定に−2の修正)。
化け茸(??) シュリーカーを使用
AC7;HD3(M);MV9(3);#AT特;Dなし;SaveF2;ML12;ALN;INT0;XP35
hp:
3.大蟹の餌場
東西南北からの通路が交わって、20×20尺程度のひし形の広場になっている。
北側の通路から、ガリガリと何かか壁をこすって近づいてくるような音が聞こえる。 |
⇒次のページへ続く |