土蜘蛛 ページ2/6

ダンジョンの説明続き

 マップの各所に赤い折れ線で描かれた『蜘蛛糸の壁』は、土蜘蛛のシャーマンによって作られた蜘蛛の糸のた壁で、10尺四方を埋め尽くしていている。
 この壁は「ウェブ」の呪文と同じように処理できる。

ワンダリングモンスター:

 1d12してどのモンスターが現れるかチェック。

1〜2
百足:G・センティピートを使用

3〜4
大鼠:ジャイアント・ラットを使用

化け茸:シュリーカーを使用

 移動はノロノロしているので、化け茸と遭遇してもPCが放っておいた場合には、DMはその地点を書きとめておき、次にまたPCがそこを通る時にまた出現させる事。

6〜7

人魂「この国特有のアンデッド」を参照

 昔の土蜘蛛人魂で、意志もなくさ迷っている。
 攻撃が命中した場合、何者かに斬り殺される幻影を見て恐怖に駆られる。

悪霊「この国特有のアンデッド」を参照

 さらに1d6
 1〜4⇒動物の霊
 5〜6⇒土蜘蛛の霊

 この悪霊は、昔の土蜘蛛の霊か、村人に復讐するために土蜘蛛が動物から作った悪霊で、例外なく人間を襲う。
 土蜘蛛の霊の場合は、憑依した後、1d6して1〜2が出た場合には、すぐには攻撃せずに潜伏して、PCが寝静まってから衰弱による攻撃を行う(これは冒険が終ってから判明する場合もある)。

死人返り:ゾンビを使用

 土蜘蛛のシャーマンが、村人を死人返りにしたもので、侵入者を攻撃するように命令されている。
 全部で11体いて、それをすべて倒すと現れなくなる。

10〜11

土蜘蛛の警邏隊

 土蜘蛛(2)大飛蜘蛛(1)

 この地下集落に侵入者がいないかパトロールしている土蜘蛛たちで、大飛蜘蛛を1匹連れている。
 この警邏隊は2組おり、2組とも倒されると現れなくなる。

 土蜘蛛は、ヒスイの勾玉が1つついた首飾り(100両の価値)を身につけている。

12

空き

 この目が出た場合、他の場所で出会ったモンスターと出会う。
 3.の大蟹や、ターンされたアンデッドと遭遇させる。
 まだ出会っていなかったり、すべて倒されている場合は何も出ない。

1.蠱毒の部屋
 30×30尺ほどの部屋で、村人らしい人が3人、大量の血を流して倒れている。
 中央には2尺ほどの大きさのフタをした瓶が置いてあり、その横に何かを燃やしたようなたき火の跡がある。

 村の床下の穴を通ると、最後には1つにつながってここへ出る。
 PCが通ってきた穴は、最近掘られたような感じだが、ここからはかなり昔に、ちゃんとした道具を使って造られたように見える。

 この部屋は、村人たちを呪うための儀式が行われた場所で、知識のあるものが見れば、たき火で毒草が燃やされたことがわかる。

 村人たちは、すでに死んでいるだけでなく、土蜘蛛のシャーマンによって死人返りにされている。
 PCが近づくと、起き上がって攻撃してくる。

 死人返り(3) ゾンビを使用
AC8;HD2(M);MV90(30);#AT1;D1d8;SaveF1;ML12;INT1;ALC;XP20
 hp:
 hp:
 hp:

 部屋の中央にある瓶は、『蠱毒』と呼ばれる呪術に使われたもので、中にはたくさんの蛇や蛙、毒虫などの死骸が入っている。
 この瓶を開けたPCは、対死の光線STを行い、失敗した場合、中の悪霊憑依される。
 成功した場合は、悪寒を感じるだけだが、悪霊は近くにただよっており、次のラウンドに近くにいるPCに憑依しようとする。
 当然、フタを開けなくても、戦闘の影響で瓶を割ったりすると、中の悪霊は解き放たれることになる。

 悪霊(1)
AC5;HD1(S)*;MV90(30);#AT特;D(1d4);SaveF1;ML10;INT2;ALC;XP13
 hp:

2.茸の栽培場1
 道幅が開けて、3〜40尺ほどの広さになっており、中には3〜4尺の巨大な茸がひしめき合っている。
 パーティが入ってくると、茸たちはその場でゆっくりと笠を揺らし始め、耳を突き刺すような金切り声を一斉に上げた。
 その声は空洞内に反響して、頭が割れそうになるくらいにまで高まり、PCの鼓膜を――脳みそを直撃する。

 ここは昔、土蜘蛛たちが茸を栽培していた場所で、今は化け茸たちが無制限に増殖している。
 ここの金切り声はワンダリングモンスターを呼び寄せるだけでなく、3ラウンド以上そこにとどまる者は、毎ラウンド対ドラゴンブレスSTをおこなわければならず、失敗すると1d6ターン気絶してしまう。
 またこの声を聞いたPCは、1d6ターンの間、耳が聞こえなくなる(命中判定に−2の修正)。

 化け茸(??) シュリーカーを使用
AC7;HD3(M);MV9(3);#AT特;Dなし;SaveF2;ML12;ALN;INT0;XP35
 hp:

3.大蟹の餌場
 東西南北からの通路が交わって、20×20尺程度のひし形の広場になっている。
 北側の通路から、ガリガリと何かか壁をこすって近づいてくるような音が聞こえる。

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