ジャックケッチャムBBS過去ログ  2001年5月

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KETCHUM TOP



 
はじめまして  MM  
Beさんに連れられてきました(^^;
「地下室の箱」読了しました。思ったほど痛くない(笑)
お話かな、という感じでしたが、それ以外はBe師匠に
したがってとりあえず後日、ということにします(笑)。

go_madさん、「蠅の王」がお好きなんですね。Beさんに
そそのかされて初めてケッチャム(選りに選って「隣の家の少女」(^^;;)
読んでる時にすぐに思いだしたのが「蠅の王」でしたので、
納得(?)です(^^)。

2001/05/31(木) 12:47:27


読みました!  Be  
「地下室の箱」
・・・・・・・・(-_-;)
えっと。何を言ってもネタバレになりそうなので、
とりあえず皆様が読まれるまでノーコメントということで。(笑)
あああああ。痛い話や〜。
裏表紙のペーパーバック(?)の表紙の写真があまりにダイレクトで・・・。ううう。
金子さん、ありがとうございました。

2001/05/31(木) 01:01:59


遂に!  go_mad  
皆様、遂に明日です!
とはいえ、九州はいつも少し発行が遅れるのですが・・・。

2001/05/29(火) 15:48:29


キャラクターの肉付け  go_mad  
ケッチャム作品って丁度キングの中編と同じくらいの肉付きだな、と
感じたことがあります。
スタンド・バイ・ミーの登場人物と描き方のバランスが似てるような。

以前も書いた覚えがありますが
ケッチャムは「あちら側のキャラクター」にはそれほど執着せず、
専ら「こちら側のキャラクター」の人間らしさ、特にあちらに傾き気味の部分に
執心しているように感じます。

例えばこのロードキルで言えば
ウェインよりも、その精神的双生児、ルール。というように。

2001/05/26(土) 10:15:43


ウェイン  katikati  
>あと、突っ込みがいがありそうな共通項としては、ウェインの家を取り巻く白い
壁と、ルールが作っている白い壁を持つドール・ハウスでしょう。

早速本を開いて確認しました.私などまだまだ読みが足らないと、反省しました。

ウェインという人物を知るべく、ルールがウェインの母に合うくだりを何回か読んでみました。
曖昧なヒントがあるだけで、ルールも殆ど収穫なく帰ってます。
説明不足というか、書き込み不足というか。というより、定石どうりの作り話でふくらませるよりも、読者の想像にまかせるというのが作者の姿勢のように感じました。


2001/05/25(金) 23:20:01


Re:「ロードキル」  tkr  
>ルールとウェインの共通項も、なんか漠然としか理解出来なかったんですけど
>「他を傷つけなければ生きていけない」というのは、
>なるほど面白いキーワードになりそうですね!

つまり、ウェインにとっては、人を傷つける事は、生きることと同じように、自
然な事なんですね。

あと、突っ込みがいがありそうな共通項としては、ウェインの家を取り巻く白い
壁と、ルールが作っている白い壁を持つドール・ハウスでしょう。

2001/05/25(金) 16:17:22


ロードキル  go_mad  
私にとってウェインって、あらゆる殺人者の中でも
かなり理解しにくい存在でした。
ルースやアーサーなんかはまだわかるんですけど。
(なんか前にも書いたような・・・)

ルールとウェインの共通項も、なんか漠然としか理解出来なかったんですけど
「他を傷つけなければ生きていけない」というのは、
なるほど面白いキーワードになりそうですね!

katikatiさん、私もルールの等身大っぷりには驚きました。
普通小説の登場人物の等身大のハードルはもう少し高いと思うんですけど(笑)。

そういえば、最近の事件で言えば、サカキバラやバスジャックはまだわかるけど
あの少年法の件で話題になっている障害児相手の暴行殺害はかなり理解しにくい。

2001/05/25(金) 15:32:29


Re:「ロードキル」(ネタバレ)  tkr  http://village.infoweb.ne.jp/~tkr/king/kingtop.htm 
結構前に読みました。
で、興味深く感じたのは、ウェインとルールの明確な対比です。
ウェインは、自らの外に白い壁を築き、ルールは、自らの内側に白い壁を築きます。
恐らく、彼等二人は、外なる同一人物、或いは別の器を持った多重人格者なのでしょう。

序章で語られるルールの独白から、読者に与えられるのは、彼等は、他を傷つけ続けなければ、生きていけない。ということ。
それを自覚しているのはルール。自覚していないのはウェイン。

2001/05/24(木) 21:13:18


届きました  金子浩  
「地下室の箱」、扶桑社から届きました。帯がかかっているとわからないのですが、
表紙の下の空白が、なんともいえない不安感をかもしだしてますね。

2001/05/24(木) 10:07:44


ロード・キル  katikati  
「ロード・キル」読み終わりました。
殺人現場を桟敷席から傍観者として淡々と眺めた、という感じでした。しかし桟敷から下へ降りたら、慄然としますね。ウェインのような人間にかかると、運以前の問題で被害にあうから怖いです。
ルール刑事が等身大の人間という感じで、親しみがもてました。理解しにくいウェインと、ルールをもっと絡めてほしい思いがしました。
面白さは「老人と犬」に比べて今一歩。

2001/05/23(水) 23:54:10


うー、よかった(涙)  go_mad  
今朝、この掲示板にアクセスしたらいきなり「NOT FOUND」の表示・・・!
ケッチャムページのトップからでも、アクセス解析からでも
ブックマークからでも同じ結果で、かなり焦りました。

真面目に過去ログファイルに移動したほうがよさそうだわ。

2001/05/23(水) 16:07:37


「地下室の箱」表紙  go_mad  
金子さん、まだご覧になってなかったんですね。

今度の表紙は
どっちかっていうと「オンリー・チャイルド」系ですよね。

「撃て、そして叫べ」、是非読ませていただきます。

2001/05/20(日) 19:23:40


ようこそ、chachaさん  go_mad  
土曜のうららかな午後が台無しですね(笑)。

私も「ハンニバル」を読む前に、「レッド・ドラゴン」と「羊たちの沈黙」を
読み直していたのですが、「羊・・・」を読み終わった段階で
「ハンニバル」をまだ入手していなかったので、
『じゃあ、ちょっと気分転換でも・・・』などという気分で
「隣の家の少女」を読んでしまいました。

キングの後書きに「気晴らしで読む類の本ではない」と書いてあり、
まさしく私じゃん・・・と苦笑。
その後、しばらく大好きなホラー小説を読めなくなってしまいました。

しかし、復活後、ケッチャム・フリークに転身(笑)。
chachaさんも、衝撃の読後感が薄れてきたら、
是非他の作品を読んでみてください。

2001/05/20(日) 19:19:23


読書感想文(笑)  chacha  
初めまして。
ケッチャムの名前は、数年前の新聞のホラー小説特集記事で知りました。
すぐ買ったものの『あまりに陰惨な内容』という書評にビビって、ずっと本棚に寝かせていた「隣の家の少女」に、昨日のうららかな土曜の午後をすべて提供してしまいました。(苦笑)その後どんよりした気分を何とかしたくて、Google検索でこちらにたどり着きました。
これほど不快感を覚えながら、ページをめくる手を止められない自分がまるでデヴィッドそのもののようで、そう自覚することが一層嫌悪感をそそります。不思議な読書体験でしたが、人間の(自分も含めた)残酷さを知るためにもこの本はもっと読まれるべきなんでしょうね。読後は事件当時、被害者や加害者と同世代だった私に大きな衝撃を与えた女子高生コンクリ殺人を連想しました。

以前に、「Itと呼ばれた子」という児童虐待のノンフィクションを読みましたが、本当にささいなきっかけからそれは起きるようですね。始まってしまうと当事者にも原因を思い出すことが出来ないほどの。この本は虐待を受けた本人の筆によるものですが、残酷な扱いを受けながらも愛情を求め続ける彼が可哀相で涙が出ます。(ちなみにこの著者も「デヴィッド」です。偶然ですが。)非常にツライ内容ですが、ラストは救われる思いがします。
<a href="http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3b077d5fe3d780103572?aid=&bibid=01565098&volno=0000" target="_blank">http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3b077d5fe3d780103572?aid=&bibid=01565098&volno=0000
でも、次のケッチャム作品を読むまでにはちょっと時間が必要みたいですね...(苦笑)。アンドリュー・クラヴァンの「真夜中の死線」でも読むことにします。

2001/05/20(日) 18:04:49


「地下室の箱」  へびあな  
5月30日! よっしゃ!!

2001/05/20(日) 04:48:15


The Lost  金子浩  
ひとつ書き忘れました。

数日まえにケッチャムの新刊、"The Lost"が届きました。amazon.co.jpで\701です。

2001/05/19(土) 23:42:04


Re:「地下室の箱」情報  金子浩  

go_madさんへ

そうか、こういう表紙なのか。はじめて見ました。情報多謝です。

「あの『隣の家の少女』の悪夢が再び蘇る!」っていうのは間違いではない
んだけど……。みなさんの感想が楽しみです。

ぼくが訳したダグラス・E・ウィンターの『撃て、そして叫べ』(講談社文庫)
がもう書店に並んでいます。ホラーではありませんが、あとがきにはキングと
ケッチャムの名前があります。

2001/05/19(土) 23:23:58


そういえば  go_mad  http://ww5.tiki.ne.jp/~go_mad/ 

広告を見たことありますね>鬼子母神
国内モノだけに余計ナマナマしいのかも。
そのうち機会があれば読んでみたいと思います。

2001/05/19(土) 14:35:18


こんばんは♪  あんこ  http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/3136/ 

いや、なんかご無沙汰ですわ…。
>ところで日本の虐待モノってなんですか?
とのことですが、ここに書いてよいのか(笑)
えーと、安東能明の『鬼子母神』ってやつですわ。
なんでもホラー大賞の特別賞を取ったということで上司がかしてくれたのです。
生々しくてねぇ…。ケッチャムとは全然違うんですよ。
なにがよ言われると困るが…^ロ^;

2001/05/19(土) 00:01:56


「地下室の箱」情報  go_mad  http://ww5.tiki.ne.jp/~go_mad/ 

「地下室の箱」は5月30日発売!
定価650円(税込)です。中編だから安いですね!
キングの「不眠症」と一桁違うぞ(涙)。
お待ちかねの表紙画像が確認できます。
ケッチャムコーナートップのトピックスからどうぞ。

2001/05/18(金) 17:00:55


ようこそ、ルイさん  go_mad  http://ww5.tiki.ne.jp/~go_mad/ 

いや、それは誘われてます!(笑)

立ち読みで全部読破したとはスゴイですね。
かなりの集中力が必要ではないですか?

お知らせいただいた「地下室の箱」の元ネタ本とは
角川の「完璧な犠牲者」のことだと思います。
私は先日購入し、読み掛けたんですが、
やっぱり「地下室の箱」を読んでからにすることにしました。

いよいよもうすぐですね。楽しみです!

今後ともよろしくお願いいたします。

2001/05/18(金) 14:03:00


はじめまして  ルイ  

はじめまして、ルイです。以後お見知りおきを★

私はつい一週間前にケッチャムを読み、あまりにブルーになって
誘われるままにこのHPにたどりつきました(なんのこっちゃ)
出てるのは全部立ち読みでパラ読みをしてしまったんですが、
「隣の家の少女」が想像以上にエグくてまともに読めませんでした。
なのに、何故か心に残っています。不思議な作品ですね。

ところでもう皆さん知ってるかもしれませんが、
刊行予定の『RIGHT TO LIFE』ってこの元の事件のドキュメント本が
(にちょっと脚色したようなのが)出てましたよね。
あらすじを読んでたときにデジャブを感じたので。
1年くらい前でしたか、本屋で立ち読みをしたのを覚えてます。
拉致監禁、奴隷、箱、SM等、ほぼ間違いないかと思われます。
妊娠や、殺人はなかったですが。
その本のことをお知らせしようと思って探したんですが、
見つからなかったです。役立たずですね。
元本はそう悲壮感も無く(被害者の女性ゴメンナサイ)男のアホさが際立っていたのですが、
(マニアックなSM好き。自分で道具を作る、箱等。アホな奴隷話)
これがケッチャムにかかるとどんな悲惨で救いのない話になるのかが、
怖くもあり、ちょっとだけ楽しみであったりします。

2001/05/17(木) 22:21:50


そうです  さとし  http://www.ne.jp/asahi/mangaichi/home/kingdow_index.htm 

別に問題ないと思うので・・ヴィレッジ・ヴァンアンンガードです。
自分の好きなものが仕入れできるのなら、最高に楽しいバイトじゃ
ないですか。

品揃えは特にどーつてこともないです。ケッチャムの横には「バトロワ」
が超山積みになっていました。

2001/05/15(火) 21:10:30


それはもしや  go_mad  http://ww5.tiki.ne.jp/~go_mad/ 

うちの同居人のバイトしているチェーン店では。

私が福岡の店舗でみたときは
何故か「老人と犬」だけが平積みの山積み。
同居人のバイト先には一冊足りともありません。

その某チェーン店ではバイトが仕入れを担当している為、
(店長以下ほとんどバイト)
書籍担当にケッチャムを入荷するよう言うように
再三突っついているのですがなかなか入れてくれません。

もし、さとしさんの言われるお店が某チェーンだったら
そこの書籍担当はケッチャムファンなのですね。
品揃えが気になります。

2001/05/13(日) 14:53:16


平積み  さとし  http://www.ne.jp/asahi/mangaichi/home/kingdow_index.htm 

某サブカル系書店に行ったら、ケッチャムの翻訳されている全作品が
平積みされていました。それに添えられていたコメントがちょっと
面白かったので紹介します。(うろ覚えなので間違ってるかも知れませんが)

ケッチャムを愛する理由
 1.読んでいて気が滅入る。
 2.徹底的に救いがない。
 3.正義は勝たない。
だからサイコー!

2001/05/13(日) 00:15:06


ようこそ  go_mad  

あんこさん、ようこそ!

今手許に本がないけど、24章って、あれかな、あの場面の直前ですか?
あれは堪らなかった。あそこで私は文字どおり本を投げました。

ところで日本の虐待モノってなんですか?
ケッチャム作品のエグさって、私は二次的なものだと考えてるんですけど
それにしても「隣・・・」より読みにくいとは。

2001/05/09(水) 17:34:36


こんにちは〜。  あんこ  http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/3136/ 

以前RITZさんのとこに居た、あんこです。こんちは♪
昨日『隣の家の少女』読みました。うーん…、辛かったです。
ただ、1ヶ月くらい前に日本の作品で虐待ものを読んだのですが、それよりは読みやすかったです。1章1章の区切りが短いからかも…。24章くらいの1行しかない文章は非常に怖かったです。
なんか早く読んで終わらせようという気持ちにさせられました。他の作品も読んでみたいですが、ちょっとしばらく時間を置こうかなぁと思っておりまする^-^;

2001/05/07(月) 15:44:31


ハッピーエンドが好き  katikati  

社長さん今日は、「オフシーズン」ですが、近日中に図書館で仕入れてきます。
go_mad さん、 そうかもしれない。  

2001/05/06(日) 23:06:34


第四部  go_mad  

第四部ってどんなのだっけ・・・と開いてみました。
(大好き!と公言しておきながらすみません)

うーん、確かにいい章ですね。
第三部まででやめるのと、最後まで読むのでは
全く印象が違うのわかります。

でも、私はふと思った。

もしかしたらkatikatiさんはケッチャムの他の作品は好きではないかもしれない(笑)。

2001/05/06(日) 15:33:57


伝えきれない(涙)  社長  http://www5c.biglobe.ne.jp/~shachoo/ 

ついに自分のページにケッチャム作品の紹介を書きましたが…
自分の筆力のなさに愕然。ここのレスの方が面白いですわ(涙)。
うん、でも負けずに(?)続き書きまする。

>katikatiさん
洞窟の思い出はすてきですね。まさにスタンド・バイ・ミーだ。
第4部読み残してたんですか。そういう経験はないからちょっと
うらやましい(笑)。ところで「オフシーズン」読みましたか?

2001/05/06(日) 00:30:57


「老人と犬」第4部  katikati  

金子浩さん、はじめまして、今日は、恐縮です。

実は、「老人と犬」のラストを読み直そうとして本を開けてびっくり。まだ第4部が残っていました。
・・・がラドロウにとって最高のプレゼントであったように、第4部は私にとって最高のプレゼントでした。
「ファン?」と題した感想は撤回します。

2001/05/02(水) 07:46:53


Night Vision 10  金子浩  

ケッチャムの中編「The Passenger」が収録されたアンソロジー、『Night
Vison 10』が届きました。

<a href="http://www.subterraneanpress.com/html/chizmar4.html" target="_blank">http://www.subterraneanpress.com/html/chizmar4.html</a>

がんばって読まなくちゃ。

2001/05/01(火) 20:27:39


Re:金子浩様  金子浩  

katikatiさんへ

>ているとは!イーストウッドについて生意気な事を言ってすみません。「ダーティ
>ハリイ」はそれほど私にとってショックだったのです。
あやまっていただくことなんかありませんよ。読書のすばらしいところのひとつは
好きなイメージを浮かべられるところですからね。『老人と犬』の場合、『ダーテ
ィーハリイ』のころじゃなく、じーさんになってからのイーストウッドだと思いま
すが。

2001/05/01(火) 20:19:45


洞窟遊び  katikati  

防空壕の跡です。兄の悪がき仲間の後についてまわっただけです。頭蓋骨を前にして、ガキ大将が王のごとく座るんです。ある意味で私の「スタンド・バイ・ミイ」です。すみません、キングの方に書いたほうがよかったですね。

2001/05/01(火) 00:06:12