つまり本当の自分自身になりきる勇気。孤立に耐える勇気。自分と違う者になろうとしない勇気を持つことだ
――中国文学者/評論家 林語堂
かもめのジョナサン 新潮文庫 リチャード・バック 作 五木寛之 訳 ≪どんなの?≫
イリュージョン 集英社文庫 リチャード・バック 作 村上龍 訳 ≪どんなの?≫
おとなになる本 径書房 パット・パルマー原作 eqPress編訳 ≪どんなの?≫
君たちはどう生きるか 岩波文庫 吉野源三郎 作 ≪どんなの?≫
HELP 石ころ 迷子の子猫 導火線に火をつけろ! 罪人 心臓 ガラスの様な雨 天国 歌:鈴木彩子(サイコ)
Poenix Everlasting Train 赤い華 歌:椎名へきる
穴があったら出たい モンスター 歌:爆風スランプ
ピース 歌:坂本真綾
endless life Birth 歌:奥井雅美
HEAT 歌:米倉千尋
人間が学校というフェンスを出ると、そこは、ドラゴンワールド(現実の悪意に充ちた世界)なわけだ。 地上には30億だか、40億だかの人間がいて、おまえはその30億プラス1の余り者にすぎない。 お前のことなんか誰も関心を持っていやしない、生きていようと死のうと、こっちの知ったことか、みたいな扱いを受けることになる。 ある人間がだめになるというのは、そういうことなんだよ。 どうやってそれに対抗するかといったら、やっぱり自分の歌をうたい続けることだと思うね。 『うるせえ、おまえのそのへんな歌をやめねえと張り倒すぞ』 かなんかいわれて、それでだめになっちゃうこともあるけど、張り倒されても、また歌いつづけることだ。 もちろん、ドラゴン・ワールドにあっては、明日の飯代をどうしよう、今日の部屋代をどうしようなんていうわずらいもある。 それはしようがないから、思いわずらい、駆けずり回りながらでも、自分の歌だけはうたい続けるわけだ
集英社文庫「イリュージョン」村上龍 訳の解説より
自ら正しいと信じる者は、王の万軍よりも強く、自らを疑う者は、いささかの力も有せず
――カーライル