ネヴィルKatherine Neville(キャサリン・ネヴィル) |
8(エイト) |
中井英夫 |
虚無への供物 |
貫井徳郎 |
慟哭 殺人症候群 |
バークリーAnthony Berkeley<(アントニー・バークリー)1893〜1971 |
試行錯誤Trial and Error(鮎川信夫訳・創元推理文庫)1937 |
ドッタハンター氏は医者から、あと数か月以上生きる望はないと宣告された。そこで友人たちに仮の話として、数か月の命の人間が出来うる最高の善行とは何かを尋ねた所、社会に悪をもたらす人間を除去することだという結論が出た。そこで彼は殺されてもいいような人間を探し求める。やがて彼は満足のいく殺人を犯すことに成功するが・・・。 |
毒入りチョコレート事件 殺意(※アイルズ名義) 被告の女性に関しては(※アイルズ名義) レイトン・コートの謎 レディに捧げる殺人物語(※アイルズ名義) ウィッチフォード毒殺事件 |
ハイスミスPatricia Highsmith(パトリシア・ハイスミス) |
リプリー ふくろうの叫び |
バリンジャーBill S.Ballinger(ビル・S・バリンジャー) |
赤毛の男の妻 |
ハリスthomas Harris(トマス・ハリス) |
レッド・ドラゴンRed Dragon(小倉多可志訳・HNV文庫)1981 |
元FBI捜査官グレアムは、FBI特別捜査官クロフォードに依頼されて、異常殺人の捜査に乗り出す。満月の夜に出没する「噛みつき魔」。グレアムはかつて自分が捕らえた大量殺人の犯人ハンニバル・レクター博士に面会することにする。レクターはかつてグレアムに瀕死の重傷を負わせたことがあった。グレアムは異常殺人者のプロファイルについて意見を求めようとした。 |
羊たちの沈黙The Silenceof the Lambs(菊池光訳・新潮文庫)1988 |
連続殺人犯「バッファロウ・ビル」。彼を追うFBI捜査官クロフォードは手掛かりを得るため、FBI訓練性クラリス・スターリングをかの異常殺人者ハンニバル・レクター博士の元へ送る。レクターはクラリスに興味を持ち、断片的な示唆を与える。それを元に捜査を進めている中、次の犠牲者が誘拐された。それは連邦上院議員の娘キャザリンだった。 |
ハンニバル |
ハルRichard Hull(リチャード・ハル) |
伯母殺人事件 |
ビガーズEarl Derr Biggers(E・D・ビガーズ) |
チャーリー・チャンの活躍 |
ヒルReginald Hill(レジナルド・ヒル) |
秘められた感情Ruling Passion(松下祥子訳・HM文庫)1973 |
パスコー部長刑事は大学時代の友人との再会のため、恋人エリーと共にオックスフォードシャーへ向かった。コテッジに着いた彼らが見たものは友人のうち三人が射殺された現場だった。そしてホストであるコテッジの持ち主は姿を消していた。担当地区で連続して起こっている空き巣事件のことも大切だが、パスコーはこの殺人事件も気になる。 |
四月の屍衣An April Shroud(松下祥子訳・HM文庫)1975 |
パスコーとエリーの結婚式の後、休暇に入ったダルジール警視は、水害で水浸しとなった橋に出あい、そこで川を下る葬列を見かける。立ち往生した彼は彼らの屋敷に厄介になるが、屋敷はレストランへの改装が中途で頓挫していた。資金不足が原因だが、ダルジールは死んだこの家の主人に対する家族の対応が気になる。 |
闇の淵Under World(嵯峨静江訳・Hポケミス)1988 |
バーソープの町で三年前に起きた幼女失踪事件は、当時自殺した連続幼女殺人犯の仕業として処理されていた。パスコーの妻エリーの大学の講座での教え子、炭坑夫コリンの父ビリーは当時その少女と最後に一緒にいた人物とされていた。連続殺人犯の犯行とされたものの、地元では根強い疑惑が残り、ビリーはその3ヵ月後、事故死を遂げていた。 |
骨と沈黙Bones and Silence(秋津知子訳・Hポケミス)1990 |
ある夜、帰宅したダルジールが見た光景は彼を驚かせた。突然隣家の窓のカーテンが開くと裸の女が窓をあけた。一人の男が銃を手に現れ、そして銃声が・・・。急いで隣家に入ったダルジールに対して男は妻の自殺を止めようとした時、銃が暴発したのだという。ダルジールは、これは殺人だと断定するが…。一方警察には自殺をほのめかす匿名の手紙がダルジール宛に送られるようになる。 |
完璧な絵画Pictures of Perfection(秋津知子訳・Hポケミス)1994 |
ダルジールの部下ウィールドが休暇で訪れた村エンスクーム。こののんびりした田舎で、若い駐在巡査が失踪するという事件が起こる。パスコーが聞きこみにまわるが、一幅の絵画のように美しいこの村には、古い地主一族ギルマー家と、百姓から成りあがった金持ちハラヴァント家の間に長い反目があった。そして、ギルマー家には家督相続問題。これらは巡査失踪に何らかの関係があるのか? |
幻の森The Wood Beyond(松下祥子訳・Hポケミス)1996 |
亡くなった祖母の葬式に参列したパスコーは、祖母の父親が第一次世界大戦の時、敵前逃亡の罪で銃殺刑に処せられていたことを知る。彼の名前はピーター・パスコー。なぜ、祖母の父と自分が同じ苗字なのか?曾祖父の死の謎が頭から離れない。一方ダルジールは製薬会社の敷地から古い人骨が発見された事件に取り組んでいた。このふたつの出来事はやがて複雑な関係で結ばれていることがわかる。 |
ダルジール警視と四つの謎Asking for the Moon(秋津知子他訳・HM文庫)1994 |
『パスコーの幽霊』―スイゼンバンクの妻が失踪して一年、突然警察に匿名の手紙が舞い込み、夫の元には奇妙な電話が。「ユラリューム…」そう繰り返した電話にはどんな意味が?他に『最後の徴集兵』『ダルジールの幽霊』『小さな一歩』を収録。 |
フィシュテルJean-Jacques Fiechter(ジャン=ジャック・フィシュテル) |
私家版 |
フレムリンCelia Fremlin(シーリア・フレムリン) |
死ぬためのエチケット |
フェラーズElizabeth Ferrars(エリザベス・フェラーズ) |
猿来たりなば さまよえる未亡人たち 細工は流々 |
ブランドChistianna Brand(クリスチアナ・ブランド) |
招かれざる客たちのビュッフェBufft for Unwelcome Guets(深町真理子他訳・創元推理文庫)1983 |
『婚姻飛翔』―暴君キャクストンの再婚披露宴。彼はそこでデザートの桃の種をのどに詰まらせて死んだ。いやいや、実は青酸を盛られて殺されたのだ。犯人は看護婦から昇格した妻か、それとも遺産目当ての息子?コックリル警部登場。『ジョミニー・クリケット事件』―犯罪者や、その被害者の遺児の援助につくしてきたジェイミー老が殺された。同時に起こった警察官の殺害。奇妙な電話の言葉。関係者によって語られるこの事件はやがて恐ろしい結末を…。カクテルから食後のブラックコーヒーまで、フルコースで堪能できる少し毒の入ったお食事をどうぞ。 |
暗闇の薔薇 自宅にて急逝 ジェゼベルの死 |
ブレイクNicholas Blake(ニコラス・ブレイク)1904〜1972 |
殺しにいたるメモ 野獣死すべし |
ブロックLawrance Blook(ローレンス・ブロック) |
八百万の死にざまEight Millon Ways to Die(田口俊樹訳・HM文庫)1982> |
売春婦キムから仕事をやめるためにヒモと話をつけて欲しいという依頼を受けた探偵マット・スカダー。キムはヒモを恐れていたが、彼は意外にもあっさりとキムは自由だ、という。ところがその後、キムが身体中を刺されて死に、ヒモに容疑がかかる。ヒモの男はスカダーに真犯人を捜してくれと依頼する。流れ弾で子どもを死なせてから警察を辞めた、という過去をもつライセンスも持たないアル中探偵スカダーの求めるものとは? |
泥棒は選べないBurglars can't be Choosers(田口俊樹訳・HM文庫)1977 |
ブルーのなめし皮を張った小箱、それを盗んでくるだけで五千ドルだ。早速仕事に取りかかったバーニィだが、小箱は見つからず、なぜか飛びこんできたパトロール警官、おなじみのレイにあえなく御用となり、その上寝室には死体が・・・!なんとか逃げ出したが、当然殺人犯として追われる羽目に。しかも彼に仕事を依頼した男の正体すらわからない。 |
泥棒はクロゼットのなかThe bueglar in the Closet(田口俊樹訳・HM文庫)1978 |
歯医者シェルドレイクに診察台の上で持ちかれられた仕事は、別れた妻に買ってやった宝石を取り戻す、というものだった。早速忍び込んではみたものの、ちょうど住人が帰宅してバーニィはクロゼットに隠れざるを得なくなる。しばらくして聞こえてきた怪しい物音。そっと這い出てみるとそこには女の死体。そして肝心の宝石は、何者かが持ち去っていた。 |
泥棒は詩を口ずさむThe Burglar who liked to Quote Kippring(田口俊樹訳・Hポケミス)1979 |
古書店の店主におさまったバーニィ。そんな彼にまいこんだ依頼はキップリングの『バッファロウ砦の解放』という幻の詩集をある収集家から盗んでほしいというものだった。首尾よく盗み出した本を渡すために指定の部屋で待つうち、彼はなぜか気を失い、気がつくとそこには女の死体と、警察が・・・。 |
泥棒は哲学で解決するThe Burglar who studied Spinoza(田口俊樹訳・HM文庫)1981 |
古書店の店主、しかし本職は泥棒バーニィの元へ、耳寄りな情報を持ってきたのは友人キャロリン。コイン収集が趣味の夫婦が番犬ともども留守をするというのだ。早速仕事にかかったバーニィは素晴らしいお宝を手に入れる。1913年のV−ニッケル貨。時価50万ドル!喜んだのも束の間、翌日には早くも警察のご訪問が。しかも容疑は第一級殺人だ。 |
泥棒は抽象画を描くThe Burglar who painted like Mondrian(田口俊樹訳・HM文庫)1983 |
キャロリンの愛猫アーチーが誘拐された。身代金は25万ドル、あるいはヒュウレット美術館にあるモンドリアンの名画「色のコンポジション」。ここから盗み出すのは至難の技だ。窮したバーニィたちはある個人が所有するモンドリアンを盗んで代わりにしようと考える。早速忍び込んだものの、もはや絵はそこにはなかった。どうやらまたまた、殺人者の罠にはまったらしい。 |
泥棒は野球カードを集めるThe Burglar who traded Ted Williams(田口俊樹訳・HM文庫)1994 |
すっかり古書店の店主に納まっていたバーニィだが、店の新しい大家が家賃の法外な値上げを突き付けてきた。切羽詰ったバーニィは1年以上ご無沙汰していた泥棒稼業を再開するはめに。(実はうずうずしていたのだ)ところが忍び込んだ高級アパートのバスルームには、死体が!現金以外は何もとらずに逃げ出したバーニィだが、なぜか野球カードコレクション盗難の疑いまでかけられていた。 |
泥棒はボガートを夢見るThe Burglar who thought He was Bogart(田口俊樹訳・HM文庫)1995 |
バーニィが恋をした。お相手は彼の店にふらっと入ってきた客、イローナ。熱烈なボガートファンだという彼女のため夜毎映画に付き合う。ちょうどその頃彼はキャンドルマスという男に依頼されて、ある部屋から書類鞄を盗むことになる。ところがもう少しで成功というところで、部屋に人の気配がして結局盗みには失敗し、その上キャンドルマスは殺されてしまう。 |
おかしなことを聞くねSometimes They Bite(田口俊樹他訳・HM文庫)1964〜1983 |
ローレンス・ブロック傑作選1『おかしなことを聞くね』―ロバートはいつも不思議に思っていた。古着として売られているジーンズ、あれは一体どうやって入手するんだろう?『泥棒の不運な夜』―トレビゾントは思っていた、馬鹿と鋏は使いようというではないか。短編18編収録。 |
バランスが肝心Like a Lamb to Slaughter(田口俊樹他訳・HM文庫)1963〜1984 |
ローレンス・ブロック傑作選2『バランスが肝心』―マイロンの元へ届いた脅迫状、それは今のマイロンの完璧にバランスのとれた生活をぶち壊すことになりかねない。『週末の客』―全く不愉快だ、人の家のものを盗む奴らがいるなんて。それが彼らの仕事だとしても。短編19編収録。 |
泥棒は図書室で推理する |
ヘアーCyril Hare(シリル・ヘアー) |
法の悲劇 英国風の殺人 |
ペアズIain Pears(イアン・ペアズ) |
ラファエロ真贋事件The Raphael Affair(鎌田三平訳・新潮文庫)1990 |
イタリア警察盗難美術品特捜部部長のボッタンドの元へ、奇妙な報告書が上がってきた。小さな教会に侵入してつかまったイギリス人が面白い供述をしているのだ。彼は、その教会にかつて寄付されたマンティーニの絵の下にラファエロの絵が隠されていたはずで、しかもそれを何者かが買いとってしまったというのだ。やがてオークションに新発見のラファエロが出品される。はたして真作なのか? |
ベイリーH.C.Bailey |
死者の靴 |
ベントリーE.C.Bentley1875〜1956 |
トレント最後の事件 |
ボワロー、ナルスジャックBoileau-Narcejac |
悪魔のような女 |
ポーターJoyce.Porter(ジョイス・ポーター) |
切断 |