はじめまして、ケンイチさん。
私は、映画のほうも観ることは観ますが、
絶対原作を先に読みますね。
原作への思い入れが強いと、
映画と小説を同一視してしまったりすることもありますが、
最近は比較的別物と考えることができるようになってきました。
って、話ズレてるか(笑)。
トミーノッカーズはちょっと苦手な作品です。
でも好きな人も多いんですよね。ケンイチさんはどうですか?
ケッチャムも早く新作が出て欲しいもんです。
待ち遠しい〜!
去年の夏にパソコンを購入してからキング、ケッチャムその他の海外作品関連の情報源として活用させていただいてます。キングサイトの閲覧が目的でパソコンを購入して(笑)検索してすぐに飛び込んだのがこちらでした。
キングは数年前に『ペット・セメタリー』を読んで、そのあまりの面白さにぶっ飛び、それから年に1、2冊ずつ、ひとつひとつの作品世界にどっぷり浸りながら読んでます。
キング作品の魅力は人物造形の深さと舞台背景の描写力の綿密さだと思います。
読み進めながらまるで映画を観てるように映像が浮かんできます。
だから頭の中の小説の作品世界を壊したくないので映画の方は観ないようにしてます。
(映画の原作の方が未読なので観れないだけだったりして…)
『悪魔の嵐』と『ローズレット』は観ました。『ローズレット』はDVD化されてるみたいですね。
ちなみに今は『トミーノッカーズ』の下巻を読書中です。
ケッチャムも大好きで未読は『オンリーチャイルド』のみ。実話ベースの作品が多いんですね。
こんにちは、SDCさん。ようこそ。
結局タリスマンには、15年の時を経て巡り会えたのですよね。
初読で続けて読むというのは、お得感ありますね。
私も一応ブラックハウスの前にタリスマンを再読しましたが、
この先が待っている、と思うと、以前読んだ時より楽しめました。
今から読む方がいらっしゃったら、
やっぱりタリスマンの再読からはじめることをオススメします。
>ksbstrさん
いや単純に読んでるときちょっとはずかしいかなー・・・
なんて思って躊躇してしまっただけです(笑)。
(もうどんな表紙だったか覚えてないのですが)
内容が面白ければ、表紙は関係なく読みますが、
内容(裏書き)も微妙かなー、と思ったりしたので。
(ファンタジーテイストの作品は基本的にあまり好みません)
でも、ブラックハウスや暗黒の塔のように
ファンタジーテイストでも面白いと感じる作品もありますよね。
今度読んでみまーす!
>go_mad さん
程度の差こそあれ著者の意向が反映されているであろう国内小説と違って、
翻訳物の場合はおそらく著者とデザインについて打ち合わせたりしない
でしょうから、表紙(が気になったとき)は無視してもよいのでは?
確かに山田章博は人気も力量もある描き手ですが、私も『シャドウランド』
には合っていると思えませんでした。
で、面白いかどうかですが、
ご参考になるかどうか、当サイトに書評を上げておきましたので
よろしかったらご覧下さい。
初めまして。SDC@富山と申します。
ずっとこちらのサイトはブックマークに入れて読んでいたのですが、BBSに初めて書き込ませていただきました。
ようやく「タリスマン」を読了しました。
思えば、昭和62年に文庫が出て、「そのうち読もうかな」なんて甘い気持ちでパスしていたら、いつのまにか近所の書店から姿を消してしまい、それからは待てど暮らせどお目にかかれず。キングの名前が入っていれば、つまらないアンソロジーでも飛びついて読みふけっていた15年。「ゴースト・ストーリー」を読んでストラウブの雰囲気にも興味が湧いて、是非とも「タリスマン」を読みたいと渇望し、新しい書店がオープンすると必ず新潮文庫の黒い背表紙を舐めるように探し、落胆した日々。いつしか「たった一冊、読んでいないキング作品」として私的リストのトップに上がっていた作品。そこまで思うのなら、注文すればいいんだけれど、本との邂逅は恋人との出会いのようなもの、偶然巡り会う日を待っていました。
そして「ブラックハウス」刊行のニュース。当然、「タリスマン」は再版(ただしくは増刷)されるものと信じ、じっと待っていましたが、田舎の書店には新作が並ぶだけ。何故?!
結論としては、先月横浜に出張した折に、「タリスマン」「ブラックハウス」計4冊を購入し、鞄に詰め込んだのでした。で、ようやく読了。感想:長い年月を経て手に入れた物語。キングもストラウブも、若い新鮮な語り口で、若きジャック・ソーヤーの長い旅路を伝えていました。私もスリップするかのごとく15年前の世界にたやすく引き戻されました。本の持っている、想像を超えた力を実感した次第です。
そうなんです。さりげなく読了してました。
実はあまり期待していなかったんですが 面白かったです。
最近の作品は、なんでも暗黒の塔にからんでくる感じが
ちょっと辛かったのですが、
ブラックハウスはそれでも面白かったです。
やっぱりストラウブとの共著だけに、絡み方が親切というか。
辛かったのは導入部分ですね。
気持ちはわかるけど、なかなか入っていけませんでした。長いし。
シャドウランド、面白いですか?
読もうと思ったのですが、表紙がメルヘンチックな感じだったので
躊躇してしまったような気がします。
こんにちは。
go_madさんはもうとっくに『ブラック・ハウス』読了されてたのですね。
私はようやくとりかかったところです。
私も『タリスマン』再読から始めたのですが、前回同様かなりてこずってしま
いました。どうもツイナーの関係が終盤までわかりにくくて(笑)。
でも今回はストラウブの『シャドウランド』を読んでいるので、学校の場面な
どは「おー、この辺『シャドウランド』だなー。でもこういう所が逆にキング
の書いた部分なのかもしれないのだよな」などと楽しめました。
あ、読書日記のところ文春文庫になっちゃってますよ。>『ブラック・ハウス』
某鑑定番組なんかを見て、
「あんな風に美術品に値段をつけるなんて。本来の価値を見失っている」
なんて声もたまに聞きますが、
結局、一部の人にしか価値を認められず、
不用品と化してしまっている物品に目を向けて
大事にしようという土台ができたわけですからね。
私たちも同じ任務を果たしているわけですよね(笑)。
>さとしさん
さとしさんの場合、かなり広い意味での関連書籍ですから
集めようと思ったらかなり大変ですよね。
紙葉の家は、hasyosさんがおすすめされてました。家ものですよね。
新品にしろ、中古品にしろ、キングの関連書籍をどこまで買うかは悩むところです。
私は「キング堂」というサイトを運営している都合上、なるべく買い揃えようとは
思っているのですが、あまり魅力を感じないものはやはりなかなか買えません。
「中空の夢魔」やグリーンマイルのシナリオ本も持ってないし、「サロン・ドット
コム」も面白いんだけど高くて。ダン・シモンズの「夜更けのエントロピー」も
中古が出回ってからにしようと思っています。
そんな私が最近買ったのはマーク・Z・ダニエレブスキーの「紙葉の家」。
どこがキングと関連があるかといえば、書評にキングの名前が引き合いに
出されているだけなんですが・・・。800ページにおよぶ大著で、価格は
なんと4600円!非常に実験的な作品のようです。
某大手古書販売店では、書籍本来の価値ではなく書籍のクオリティで価値が決まります。
仮に、貴重な書籍であっても、書籍のクオリティが低ければ、価値が無いものとし、100円コーナーに並び、売れ残れば不良在庫として、結果的には裁断破棄されてしまいます。
わたしたち読書家のひとつの大きな使命に、失われてしまう希少な書籍の保護や救出が挙げられると思います。
ですから、オークションに出てくる貴重な書籍の収集も、個人的な収集癖に留まらず、もしかしたら人類の文化に対する大きな役割があるのかも知れません。
金額の多寡はともかく、オークションで書籍を購入する事は、この世からその貴重な書籍が失われるよりは幾分マシな事だと思います。
余談ですが、スティーヴン・スピルバーグは、心無い人がオークションに出している「オスカー像」を落札し、米アカデミー協会に寄附というか返還していますよね。
スピリッツ的には、わたしたちと同じ事をしているのだと思います。
どうです?
あなたも失われ行く書籍の救出に一役買って見ませんか?